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もはや軽視できないぞ! 韓国が「日本を真似」して海軍力を増強=中国
韓国は日本と同様、米国から最新鋭のステルス戦闘機F35を多数購入している。韓国はF35を搭載できる次世代軽空母の建造も計画しており、中国の注意を引いている。中国メディアの百家号はこのほど、「韓国が日本を模倣して海軍力を高めようとしている」と指摘する記事を掲載した。
記事はまず、韓国の軽空母建造について「日本の真似をして海軍力を強めるつもりだ」と伝えている。これは日本がいずも型護衛艦を空母に改修する計画があることを指しているのだろう。韓国にも揚陸艦はあるが空母はなく、この計画が実現すれば韓国初の空母となる。
韓国の計画する軽空母について記事は、戦闘力はフランスの空母「シャルル・ドゴール」や、米国の「アメリカ級強襲揚陸艦」と同レベルで、外観は英国の「クイーン・エリザベス」に似ているが、大きさは3万トン級なのでそれよりも小さいと伝えている。
また、艦橋が2つあり、甲板はアングルド・デッキを採用していないので「装備的には欧米の空母よりも遅れている」と主張する一方、完成すればF35Bを最大30機搭載できるほか、その他の戦闘機を15機乗せられると主張している。韓国は建造にあたり、できるだけ輸入に頼らず国内で調達する方針だと伝え、「かなりの力の入れようだ」と危機感を見せている。この計画が成功すれば、中東で問題が起きても「米国の虎の威を借りるしかない」今と違って、「自力で中東まで行けるようになる」とした。
中国はこれまで、日本と韓国を米国がいなければ何もできない米国の弟、と見下してきたものだが、記事の中国人筆者はこれから韓国の「海軍力を軽視できない」と伝えている。日中韓は競って軍事力を強化しており、情勢はさらに変わっていきそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)