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【中国メディア】人民解放軍、日本だけは実力を認めていないに違いない 日本は歴史を直視しない国であり、かつていじめていた国が…
近年、急速に軍備拡張を進めている中国は、人民解放軍が外国からどのように評価されているのか、非常に気になるようだ。中国メディアの騰訊はこのほど、日本、米国、韓国における人民解放軍への評価について紹介する記事を掲載した。
記事はまず、中国は国際社会のなかで「最も存在感のある国」だと自賛した。中国の発展は多くの国の羨望を集めており、一部の国は意図的に中国を悪く言うものの、中国の台頭は「既成の事実だ」と胸を張った。これは軍事についても同様で、軍事パレードや演習からその実力は明らかだとしている。
では、他の国は人民解放軍をどのように見ているのだろうか。記事によると、米国は「米軍に負けない力を持っている」と高く評価していると主張した。かつての朝鮮戦争で中国に手を焼いた経験があるため、米軍は人民解放軍の強さをよく知っているはずだと主張し、最近では軍備が近代化されて米国との差が小さくなったので、圧力を感じているはずと主張した。韓国も同様で、やはり朝鮮戦争の経験があるので、今でも「中国軍と直接戦うことを恐れている」と論じた。
しかし、日本は「意外な見方」をしていると記事は主張した。「日本人は中国の軍人を一顧の値打ちもないと見ている」という。なぜなら、人民解放軍は長らく実戦経験がないためで、士気が低くなっていると評価していると主張した。
これらの評価はあくまでも記事の中国人筆者の個人的主観も多分に入っている日米韓の中国軍に対する評価だが、日本だけが違う見方なのは「日本は歴史を直視しない国であり、かつていじめていた国が自分の兄貴と同じほどに成長したことがとても受け入れられないからだ」と説明している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)