阪神Ｄ１位・森下翔太、１８日ＤｅＮＡ戦でスタメンデビュー！　驚烈アピール３安打で岡田監督即決

阪神春季キャンプ（１６日、沖縄・宜野座）将、即決！！　阪神のドラフト１位・森下翔太外野手（２２）＝中大＝が１６日、１軍キャンプに本格的に参加し、主戦投手と対戦したフリー打撃で安打性の当たりを３本を放った。Ｋ・ケラーの１５３キロを右中間にはじき返すなど大器ぶりを見せつけ、岡田彰布監督（６５）は１８日のＤｅＮＡとの練習試合（宜野座）での先発起用を明言。スタメンデビューを決めたドライチが、開幕右翼に向けてさらにアピールする。

宜野座のグラウンドを真っ二つにするライナーで、見守った１５００人のファンがこの日一番の歓声を上げた。森下がランチ中のフリー打撃に初登場。Ｋ・ケラーの１５３キロを右中間まで運ぶなど、主戦投手相手に非凡な打撃センスを見せつけた。

「青柳投手とか伊藤将司投手とか、１軍で投げるような選手と対戦させていただいて、すごいいい経験ができた」

左腕の伊藤将からは第１打席で１４４キロの速球に反応。「シャ！」と声を出しながら、鋭く左前に飛ばした。第２打席では１１４キロのカーブをうまく拾って中前へ。４投手と対戦し、７打席で安打性の当たりは３本。速球と変化球、右投手と左投手、さらに外国人投手と、さまざまなパターンを経験した。

やはり並みの新人ではない。主力級の投手と対等に渡り合えることを証明したドライチ。岡田監督は「バットを振れるからね。おーん。そこが一番魅力よね。やっぱり力負けしないっていう、それはスイングの速さやろな。力強さもある」と改めて高評価し、次の実戦である１８日のＤｅＮＡ戦で初めてスタメン起用することを即決した。

「頭から使うよ。（守備も）就かせる。３打席くらいは、いってもええかもな」