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虎将トーク 阪神・岡田彰布監督、2安打の高山に独特の表現でエール「悩めるイノシシも紫にならへん」
(練習試合、楽天1ー16阪神、15日、沖縄・金武)阪神は初の対外ゲームとなる楽天との練習試合で、14安打を集めて、快勝した。「5番・三塁」の佐藤輝明内野手(23)が3安打4打点、「6番・DH」の原口文仁内野手(30)、代打・井上広大外野手(21)が、それぞれ本塁打を放った。注目のD1位・森下翔太外野手(22)=中大=は六回の守備から「4番・右翼」に入り、七回の遊ゴロによる1打数無安打だった。WBC日本代表に選ばれている湯浅京己投手(23)は2番手で1回1安打1四球無失点だった。試合後の岡田彰布監督(65)の主な一問一答は以下の通り。
【写真】2ランを放った阪神・原口を出迎える岡田監督
ーー強いスイングを求めていた井上が結果を出した
「何か、変化球すっぽ抜けやろ、アレ」
ーー抜けた球に見えた
「そやなあ。そら打ったことはよかったけどな、これからよ、それは」
ーー高山も持ち味を出した(「7番・左翼」で2安打)
「近本と外国人2人、おらん時になあ、結果を出していかなアカンからな。結局はな。刺激にはなっとるよな」
ーー高山は悩んでいたなかで、吹っ切れた
「昨日の特打よかったやん。最後なあ。久しぶりになあ、ああいう感じで。風にも助けられとったけど、それでまあ、今日な。ある程度結果が、あのライトオーバー(三回の二塁打)良かったよな。そういうふうにして、練習でもエエ感じで打っているのが、ゲームで結果が出たらな、大分気持ちというのは違うと思う。悩めるイノシシも紫にならへん」(イノシシは高山の母校・明大の〝象徴的動物〟。紫はスクールカラーの紫紺から)
ーー佐藤輝も勝負強く
「右左関係なしにな、打たなアカンから。ランナーが多い時の打順で打つと思うからな。ホームランの数というのは甲子園では難しいから。大山、佐藤輝には前から言うてあんねん、やっぱり打点というかな、おーん、そういうのがすごく2人で刺激になると思うからな」
ーー佐藤の成長は感じる
「ゲームになってくると構えも低くなって、打たなアカンというのは、そらもう練習の時よりも実戦になった方がそういう姿は見えるよな、やっぱり」
ーー守備も鍛えてきた後が
「そうやなあ、おーん。(鳥谷敬臨時コーチが教えた)脱力感か? 何か俺は知らんけど、お前(笑)そういう意味ではいい形になってるよな」
ーー初実戦で16点大勝
「そんなんお前、ピッチャーがお前、のー。楽天も1軍キャンプやろ? 2軍別なんやろ? なあ」
ーー高田もローテ入りが期待されていた(2回8失点)
「なんかファームは(去年)やられたらしいやんか、おーん。平田ヘッドに、こんなピッチャーにやられたんか言うとった。こんなん情けない(笑)」
ーー森下は守備にもついた。段階を踏んでいる
「そら、おーん、これからや。どんどん打席に立たせていくよ」
ーー一塁にも全力疾走
「右バッターはあの打球でもアウトになるんやな。左やったら完璧にセーフのところやけどな、右はやっぱりな、スイング的にはそんな悪くないと思うしな。だから今日みんな初めてフリーバッティング見たんやから、(宜野座)ドームの中でな。その辺でみんなエエという感覚は持つよな」
ーーフリーを見て印象は変わったか
「いやいや、俺は前、2軍で見てるからな。他のは初めてやったから」
ーーWBC組は最後の実戦
「湯浅もちょっと抜けるなあ。これはもうしょうがないと思うけど」
ーー中野はいい形で(「2番・二塁」で3打数2安打1四球)
「最後、ちょっとお前、ショートやらそうかなと思ったけど、もうエエわと思って。向こう行ったら、ショートもノック受けると思うけど。もう4打席もな、立ったらもうエエやろと思うけどな」
https://news.yahoo.co.jp/articles/7ebce7efd8e407231479340f994aa11d4eaf54f5
「悩めるイノシシも紫にならへん(と)」
早く大学時代の輝きを取り戻せという、どんでんなりの発破だと解釈。
https://www.sanspo.com/article/20230216-LBE42VC5XRPHVBFJMLATEYGDJU/?outputType=theme_tigers …