橋下徹氏　安倍元首相銃撃事件で裁判への期待「絶対に殺害は正当化できないけど情状もしっかりくんで」

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏（53）が13日、フジテレビ系「Live　News　イット！」（月～金曜後3・45）にコメンテーターとして生出演し、昨年7月の安倍晋三元首相銃撃事件で、殺人罪などで起訴された山上徹也被告（42）の裁判について私見を語った。

警察はこの日、山上被告を銃刀法違反、武器等製造法違反、公職選挙法違反など5つの容疑で追送検し、一連の捜査を終結したことを発表した。

首相経験者が選挙演説中に襲われ、殺害されるというショッキングな事件。橋下氏は安倍氏について「僕は大政治家だと思っています」と自身の考えを明かしつつも、「安倍さんを熱烈に応援する人たちは“こんな暗殺は絶対許せない。テロだ”と（言う）。ただ安倍さんの政治に反対する人たちは、“旧統一教会の問題をクローズアップしてくれて、よくやってくれた”みたいな、殺害行為を正当化するような議論もある」と、賛否が大きく分かれるとした。

その上で「こういう世論に流されてはいけないのが司法なんですよ」とし、「これだけ安倍さんにまつわる議論に賛成、反対もあるけれども、裁判は通常の殺人事件として淡々と進めてもらいたい。僕は絶対にこの殺害行為は正当化はできないけれども、通常の裁判と同じように情状というところもしっかりくんで裁判をやってもらいたい」と公正中立な裁きを期待した。

初公判の時期については「通常どおり、3カ月以内くらいに初公判なのかなと思いますけどね」と予想していた。

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これで山上裁判て刑を重くしたい検察が「統一教会と関係があると勝手に勘違いした」と言えなくなりました

（笑）