【パレスチナ自治区ガザ空爆】ロケット弾で26人死亡　イスラエル軍とハマスが交戦 ネタニヤフ首相 今後の作戦「攻撃の強さ頻度を上げる」

　【イスタンブール時事】イスラエル軍は１０日から１１日にかけ、パレスチナ自治区ガザを空爆し、現地からの報道によると、子供を含む少なくとも２６人が死亡、１２０人以上が負傷した。イスラエルではガザからのロケット弾などで２人が死亡、３０人を超える負傷者が出た。イスラエル軍はガザ境界で部隊を増強。イスラエル側の被害拡大を受け、ネタニヤフ首相は今後の作戦について「攻撃の強さ、頻度を上げる」と述べた。

　空爆作戦は、ガザを実効支配するハマスが、エルサレムの方向にロケット弾を撃ち込んだことへの報復として始まった。作戦ではハマスの軍事施設や戦闘員など１４０以上の標的が攻撃対象となったが、パレスチナのメディアは「民間人が狙われた」と主張している。

時事ドットコム 2021年05月11日23時20分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021051101119&g=int

１１日、イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザへの空爆の様子を見詰める子供（ＡＦＰ時事）