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【阪神】ドラ1位森下翔太は「打率も期待できる」 紅白戦視察のOB柏原純一が称賛する根拠
開幕スタメンも十分、射程圏内だ。阪神・ドラフト1位・森下翔太外野手(22=中大)が11、12日の紅白戦で一軍デビューを果たした。右足の故障でキャンプは二軍スタートとなったが、球団関係者によればこれはあくまで大事をとってのスロースタート。11日にまずは打席に立たせ、12日には試合前のシートノックにも右翼手で参加し、不安を感じさせない動きを披露した。岡田監督も大きな期待を抱いたはずだ。
打球を追う姿や脚の運びは洗練されており、守備と脚力は、今すぐにでもチームのレギュラー陣と勝負できるレベル。内野のカットマンへの返球も正確かつ力強い。そう遠くない未来で、鈴木誠也(カブス)のような球界を代表する強打の外野手になる期待さえ、抱かせてくれた。数年来、空き番号だった名遊撃手・鳥谷敬(評論家)がつけていた「背番号1」を与えた球団の期待も納得できる逸材だ。
何よりユニホーム姿が、スーツ姿や自主トレ時のトレーニング・ウエア姿よりも格段に大きく見える。ルーキーの場合、特に〝その逆〟はありがちだが、大学の4年間でプロ入りを目標にしてきただけなく「入った後」を常に考えてトレーニングを続けてきたのだろう。
https://news.yahoo.co.jp/articles/919d0c4cde1f98615b471087a0ad25db2b3c967a