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田淵コーチは打順を血液型で決めていた?! 西岡剛氏「僕はA型ですって言ったら、『じゃあお前は1番』って!」
先日、山本浩二さん(76)にお話を伺う機会がありました。「日本ラウンドが終わった後、間隔が空いたからアリゾナで3試合ほど練習試合をした。40度近い猛暑だったんだよ。それが本番のサンフランシスコに行ったら凍えるような寒さだった。言い訳になるけど、あの落差はこたえたね」。国際大会の難しさのひとつです。今回の決勝の地、マイアミはどんな空気で侍ジャパンを迎えてくれるのか?
そしてもうひとつ、打順をどうするかも大きなポイント。山本浩二さんは「ユーティリティーのつもりだった井端(弘和さん=当時中日)がすごく好調だったので、途中からスタメン起用したら、ここぞというところで打ってくれた」とおっしゃっていました。誰を使っても遜色のない好打者ぞろいですから、好不調の見極め含めて頭を悩ませるんでしょう。
面白い話を聞かせてくれたのは、08年北京オリンピックで星野仙一ジャパンのメンバーだった西岡剛さん(38)=現福岡北九州フェニックス選手兼任監督。「田淵打撃コーチは血液型で打順を決めていました。僕はA型ですって言ったら、『じゃあお前は1番』って!」。荒唐無稽な作戦に思えますが、「田淵さんは血液型を含め一人ひとりの性格を統計学的に勉強されていた」(西岡選手談)。それくらいのことをしないと決められないのが、ジャパンの打順ということでしょうか。
ニッポン放送ではWBCの日本戦を全試合、実況でお届けします。ぜひお聴きください。 (フリーアナウンサー 松本秀夫)
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