１１日に富士フイルム・スーパーカップ　声出し応援解禁

Ｊリーグの新シーズン開幕を告げる富士フイルム・スーパーカップが１１日午後１時３５分から、東京・国立競技場でキックオフされる。
対戦するのは、昨季Ｊ１を制した横浜ＭとＪ２勢で２クラブ目の天皇杯王者となった甲府。マスク着用を条件に声出し応援が全席で解禁され、スタジアムに熱気が戻ってきそうだ。

両クラブは１０日、オンライン取材に応じ、６度目の出場で初優勝を目指す横浜Ｍのマスカット監督は「シーズンの開幕に興奮している。天皇杯で優勝する力がある甲府に勝つ準備をしてきた」と自信をみせた。
甲府の篠田監督は「マリノスはＪ１でもトップレベル。チャレンジャーとして、ひたむきに、あきらめずに食らいつく」と誓った。

声出し応援の全席解禁を選手も歓迎している。横浜Ｍの渡辺は「サポーターの声が届くと、選手は疲れたときの最後の一歩で頑張れる」と期待した。
天皇杯に続く番狂わせに挑む甲府の須貝は「天皇杯をたまたま勝ったと思われたくない。サポーターをワクワクさせるサッカーをする」と闘志を燃やした。

開催は節目の３０回目。賞金は優勝が３０００万円、準優勝が２０００万円。

https://www.sankei.com/article/20230210-XIXLALJ73BITVK64OKSYRMOELQ/