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【朗報】阪神D1位・森下翔太、初ヒット&試合中〝移籍〟で大喝采 紅白戦の主役だ
1: 風吹けば名無し 2023/02/12(日) 07:58:10.43 ID:Ms6foW2FM
うなりをあげる力強いスイングで、振り抜いた分だけ打球をヒットゾーンに運んだ。360度を包んだ虎党が、指揮官の粋な計らいに沸き、森下が灯した「H」のランプにまた沸いた。初実戦の〝あるはずのなかった〟第2打席で、タテジマ初ヒットをかっ飛ばした。
「ヒットが出ないよりは出たほうがいいので。自分の中でも、ちょっとほっとする部分はあります」
1、2軍合同での紅白戦が行われ、ただでさえ今キャンプ最多8000人ものファンが詰めかけた。主力組が登場した6回制に続いて行われたのが、2軍メンバーを中心とした4回制のゲーム。右足肉離れの影響で完全合流こそできていないものの、森下もついに初実戦に臨んだ。ところが、最初の打席はまさかまさか、一度もバットを振らない形での四球…。宜野座にため息が充満した。誰もが、どうすれば次の打席が回るのかを指折り数えた。4回制が恨めしかったが、そこで策を打ったのが岡田監督だ。
「(打順が)回ってけえへんかったからアカンから」
なんと、試合中の〝移籍〟で紅組のビジターユニホームのまま白組のラインアップにねじ込んだ。名前がコールされただけで拍手喝采だった。三回1死走者なしで、岡留の速球に詰まりながらも二塁内野安打にすると南国はお祭り騒ぎとなった。こんな起用をする将もさすがなら、応える森下もさすが。大器は「いい当たりではなかったですけど、ああいうヒットがチームの勝利につながる部分もあったりする。すごくいい結果だった」と誇った。
ネット裏で森下を見守った他球団のスコアラーも目を見張った。DeNAの新沼アナリストは「体付きがまずすごい。本当にうちの牧の肉付きに似てるなと」と、侍ジャパン入りした中大の先輩を引き合いに警戒を強めた。そして「ネクストの打席に立つまでとかもなんとなく似ていた。スイングが強いですね」と絶賛した。
この一戦で、また道は開ける。回復途上であることを考慮され、DHでの出場ではあった。それでも、2度の出塁の際には、帰塁やスライディングを軽快にこなした。指揮官はきょう12日の紅白戦でも森下を2打席立たせ、さらにシートノックにも入らせることを示唆。「一つ一つ段階上がっていったらいいんちゃうかな、おーん」と大きくうなずいた。
熱狂の渦の中心に、森下がいた。外野席もコロナ禍直前の2020年以来3年ぶりに開放された。森下が〝完全体〟となってファンの声援に応える日は、もうすぐそこだ。
「一球にすごく歓声がわいてくれるので、やっていても楽しいですし、紅白戦でもより緊張感のある、より実戦に近いような感覚を感じました」
会心の一打をスタンドまで届け、開幕スタメンへの道を切り開く。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e698c3fe7eef16d892c3bafb332ae410aaaf00b5
今日も途中出場やから変わらんやろ