プロテスト合格の那須川天心「ボクシングは一度ゲームを全部クリアしてから『強くてニューゲーム』みたいな感覚」

プロテスト合格の那須川天心「ボクシングは一度ゲームを全部クリアしてから『強くてニューゲーム』みたいな感覚」

プロテスト合格の那須川天心「ボクシングは一度ゲームを全部クリアしてから『強くてニューゲーム』みたいな感覚」

1: 名無しさん@恐縮です 2023/02/09(木) 22:16:01.97 ID:OoqsO81J9
 キックボクシングからボクシングへ転向した那須川天心(24)=帝拳=が9日、東京・後楽園ホールでB級プロテストを受験し、合格した。スパーリングでは3月20日に日本タイトル戦を控える日本バンタム級1位の南出仁(27)=セレス=と3ラウンド拳を交え、スピードとディフェンスで全ラウンドで優位に立つ見事な内容を見せた。

 ボクシングリングでも那須川は“神童”だった。国内トップランカーの南出を相手に、初回はジャブ、2回は左ストレート、3回はフットワークと多彩な引き出しを見せながら全ラウンドで優位に立つ。筆記テストも97点と好成績をたたき出し、文句なしのB級プロテストに合格した。
 「パンチをもらわないことを意識しました。相手も日本1位で強い選手ですし、(いい内容で)自信になります。これでボクシングへの本気度も伝えることができたんじゃないかと」と那須川は目を細めた。マウスピースを忘れ、急きょ買いに走ったといい「新人らしくていいですよね、自分で言っちゃうけど」とちゃめっけものぞかせた。

 高いポテンシャルに、周囲の熱気も高まる。世界的プロモーターの帝拳ジム・本田明彦会長は「60何年やって、あんな選手は見たことがない。戦うための全てを持っている」と絶賛。4月に計画するデビュー戦後は1年以内に日本タイトルへ挑戦させ、世界4階級制覇王者のマイキー・ガルシア(米国)らを育てたロベルト・ガルシア・トレーナーをチーフトレーナーにつける大型プランも明かした。
 キックボクシングは昨年6月、東京ドームでの武尊戦で卒業した。「また、ああいう熱狂を産みたい。ボクシングは一度ゲームを全部クリアしてから『強くてニューゲーム』みたいな感覚。まだまだ学ばなきゃならないことが多いですが」。ボクシングのスタートラインに立った那須川は、ここからチート級のスピードで強くなる。

https://www.chunichi.co.jp/article/633365



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