阪神　岡田彰布監督の不安解消？　新助っ人ビーズリー＆Ｂ・ケラーがそろってブルペン「ゲームを意識して」

　阪神の新外国人投手、ジェレミー・ビーズリー投手（パイレーツ３Ａ）とブライアン・ケラー投手（レッドソックス３Ａ）が９日、沖縄・宜野座キャンプで、そろってブルペン投球を行った。

　ビーズリーは捕手の坂本と積極的にコミュニケーションを取り「サインの打ち合わせもしながら」と実戦を意識。「これからは試合を意識して、連投にも対応するようなプランを組んで投げていきたい」と意気込んだ。Ｂ・ケラーも配球を組み立てながら実戦的に投球。「ゲームやバッターを意識して、このカウントでは何を投げるとか。（坂本と）初めてだったので自分がどういう投球で組み立てているのか、それに対して坂本捕手が、自分がどういう配球をしたいのかを学ぶ時間に」と精力的に腕を振った。「次は実戦形式で投げたい」とフリー打撃の打撃投手などを希望。順調な仕上がりをアピールした。

　これまで投球練習が少なかった両助っ人。特にＢ・ケラーは２日以来のブルペン入りとなった。前のクールの７日に、岡田彰布監督は「あんまり投げへん。ちょっと不安」と心配していたが、ともに指揮官の前で元気な姿を見せた。