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侍JAPAN「選出に疑問」選手アンケート 3位は巨人・大城、1・2位にはまさかのメジャーリーガーが
日本が14年ぶり3度めの優勝を狙う、WBC(ワ-ルド・ベースボール・クラシック)の開幕が近づいている。日本の初戦は、3月9日に東京ドームでおこなわれる中国戦。1月26日に登録予定の30選手が発表となり、大谷翔平やダルビッシュ有ら超豪華な顔ぶれの「侍JAPAN」に、期待が高まっている。
が、超一流の選手が名を連ねたとはいえ、なかには「なぜこの選手が?」と疑問を持つ人も少なからずいることも事実。そこで本誌は、野球好きの全国の20代から50代の男性500人に「なぜこの選手が選ばれたのか、疑問に思う選手」のアンケート調査をおこなった。
まずは、「なぜこの選手が?」30人中のトップ5から。
第5位は、なんと大谷翔平(エンゼルス)で25票。もっとも期待の大きい選手ではないのか……? 選ばれた理由は
「もう完全にメジャーの選手。今さら日本代表?って感じがする」(20代会社員・福岡県)
「侍JAPANというからには、日本の球団の選手で編成してほしかった」(50代会社員・埼玉県)
「もはや別格で違和感。WBCよりもメジャーでの活躍が見たい」(40代自営業・東京都)
と、大谷の能力そのものよりも、存在が大きすぎてWBCに合っているかどうか、という点で疑問が持たれたようだ。
第4位は、これもまさかのダルビッシュ有(投手・パドレス・投手)で50票。
「もう36歳。彼の時代ではないような…」(20代学生・東京都)
「高齢なのが気になる。レギュラーシーズンのことを考えると、選ばれなくてもよかったと思う」(50代自営業・兵庫県)
今回の侍JAPAN30人の平均年齢は26.5歳。ダルビッシュは最年長だ。経験、実績は文句なしだが……。
第3位は、51票で大城卓三(捕手・巨人)。森友哉の辞退により、甲斐拓也、中村悠平に続く「第3の捕手」としての繰り上げ招集だ。
「昨シーズンの成績は悪くないとはいえ、代表クラスにはまだまだ及ばない」(20代自営業・千葉県)
「Bクラスのチームのメインキャッチャーがなぜ選ばれるのか?」(30代無職・兵庫県)
「中日の木下や阪神の梅野など、ほかにいい選手がいるはず。若さというならロッテの松川でもよかったのでは」(20代会社員・愛知県)
など、こちらは捕手としての実績不足を指摘する声がほとんどだった。
第2位は、鈴木誠也(外野手・カブス)で75票。
「去年メジャーで結果が出なかった」(20代会社員・神奈川県)
「いまはメジャーで生き残る準備をすべきときでは」(40代アルバイト・山形県)
メジャー1年めの2022年は、111試合で打率.262、14本塁打。「メジャーに専念」という意見は、たしかに正論だ。
そして1位は、120票でラーズ・ヌートバー(外野手・カージナルス)。
「なぜ外国人?日本人だけで十分では」(50代会社員・愛知県)
「日本でプレーしたこともない選手がチームに合うか疑問」(50代会社員・埼玉県)
「メジャーリーガーとはいえ、そこまでの実績はない。それなら阪神の近本の方が俊足で守備もいい」(50代公務員・大阪府)
日系人メジャーリーガーとして初選出されたヌートバーは、カリフォルニア出身で母が日本人。2021年にメジャーへ昇格し、2022年は108試合に出場。強肩と出塁率の高さが特徴で、将来を嘱望されている選手とはいえ、日本ではほぼ無名。「なぜ?」と思う人が多いのも仕方がないのかもしれない。
6位以下は、次のとおり(10票以上の11位まで)。
6位 21票 戸郷翔征(投手・巨人)
7位 20票 大勢(投手・巨人)
8位 18票 中野拓夢(内野手・阪神)
9位 16票 宇田川優希(投手・オリックス)
10位 12票 湯浅京己(あつき)(投手・阪神)
11位 10票 高橋宏斗(投手・中日)
( SmartFLASH )
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