2/7(火) 18:22配信
読売新聞オンライン
出版業界は、海賊版サイトを利用しないように訴える「STOP!海賊版」キャンペーンを展開している(出版広報センターのホームページより)
出版社や通信事業者などで作る海賊版対策団体「ABJ」は7日、2022年の1年間に漫画などの出版物が海賊版サイトによって「ただ読み」された金額が、紙の本に換算して約5069億円分に上ったことを明らかにした。
過去最悪を記録した21年の約1兆19億円からほぼ半減した。21年秋と22年春に、巨大海賊版サイトが相次いで閉鎖されたことで大幅に減った。ただ、新たなサイトも続々と登場しており、約2100億円だった20年に比べると依然として2倍以上の水準となっている。