藤浪晋太郎惜別トーク　さらば、鳴尾浜！　アスレチックス・藤浪晋太郎、国内練習終了　「梅野さんとか、岩貞さんとか、岩崎さんとか」「よく遊びに行ったなぁ」

ポスティングシステムで米大リーグ、アスレチックスに新天地を求める前阪神・藤浪晋太郎投手（２８）が６日、鳴尾浜で国内最後の練習を終えた。１６日（日本時間）、米アリゾナ州で始まるア軍のバッテリーキャンプに備え、７日に渡米する予定。ドラフト１位で阪神入団から１０年。様々な思い出を語りながら、チームにエールを送った藤浪の主な一問一答は以下の通り。

ーー鳴尾浜で練習するのは最後か

「そうですね、鳴尾浜というか、国内で練習するのは最終日になるかなという感じで…明日出発なので」

ーーここまでの調整は

「体作ることもそうですし、ピッチングとかしっかりできたので、キャンプにしっかり投げれる状態にやってきたんですけど、もう大丈夫かなと思います」

ーーここまで鳴尾浜で練習していたが、心境の変化などは

「変化は特にないですけど」

ーー鳴尾浜に最初に来たことは覚えている？

「いやぁ、１０年前なので」

ーー来る回数は多かった

「そうですね、甲子園とどっちが多いかなってところですけど。いろんな経験とかも。思い出ってほどでもないですけど。まぁまぁ。いっぱいありますけど」

ーー思い出が詰まった場所

「グラウンドというよりは寮ですかね。そんなんの方が思い出深いとかありますけどね」

ーー一番印象に残っていることは

「これっていうのはないですけど。よく先輩ら、梅野さんとか、岩貞さんとか、岩崎さんとか、ちょっと上の世代ですけど、よく遊びに行ったなぁとか。寮の部屋で先輩らとゲームしたなって…何か、そんな思い出がありますけど」

ーー渡米を控えて率直な気持ちは、ワクワク？ドキドキ？

「両方ありますよ。ワクワクであったり不安であったり。長期でアメリカ行く実感も湧いてないですけど、空港に着いてから実感が湧くと思うんですけど、日本で普通の生活をしているので、ピンときてないという感じが自分の中で」

ーー米国生活の不安は

「分からないことだらけなので。想像しているというよりは。分からないことが多いっていう部分で不安はあると思うんですけど」

ーー家も決まって渡米

「いや、大体住む場所はこの辺っていうのは決めましたけど、物件までは。これから？　そうですね」

ーー１６日からキャンプ

「そうですね」

ーーキャンプインが遅いが難しさは

「体仕上げるとか練習の強度の問題なので。自主トレでどれだけ強度を上げるとか、キャンプの緊張感とかもユニホーム着てやる感じとは、ちょっと違うので、そういう意味ではこの時期に（自分が）ユニホームを着てないっていう違和感がありますけど」

ーーやってやるぞという気持ち

「そうですね。まず馴染めるようにとは思いますけどね」

ーーどういう風にぶつかっていく

「知らないところに飛び込むので、いろいろ学びながらできたらいいなと思ってますけど」

ーーキャンプの情報とかは日本人選手から聞いたりは

「いや、選手からは聞いたりしてないですけど、関係者の人からは聞いたりはしてますけど」

ーーどういうところが大事とか

「大事…。皆さんが言うのはシーズンが日本より長いから、張り切って、飛ばしすぎないことは言われますけど」

ーー開幕戦の３月３１日を目指して調整をする

「そうですね。どこで投げるかは分からないですけど、大体のローテーション決まったら、その辺を目指して、調整できたらなと思います」

ーー２８、２９歳のタイミングで海外挑戦は早いと感じるか

「どうでしょうね。もっと活躍したら、早く挑戦できたでしょうし、そういう意味では遅いです。単に年齢だけで言うと早いというか、若い時期でチャレンジさせてもらったことだと思いますし」

ーー阪神球団には感謝

「そうですね。ポスティングから始まって、球団施設を使わせてもらって。本当に感謝しきりというか、これ以上ないぐらい、いろんなことをしていただいたので、本当に感謝していますし、いい状態でアメリカへ飛べそうなので、本当にタイガースのお陰ですし、本当に感謝していますね」

ーー阪神１０年は長かった

「振り返ってみると早いですね」

ーー改めて後輩たちにメッセージは

「そんな偉そうなことは言えるアレではないですけど。特殊な球団なので。歴史も球団もファンも他球団とは違う大変な面も多いと思いますけど、タイガースでしかできない経験も多いと思うので、普通に中にいると感じることは無いと思うんですけど。それを感じるように意識しながらプレーしてもらえたらなと思います」

ーー阪神キャンプのニュースの映像は

「ちょっとは見ました」

ーーいない不思議さは

「それはありますね。この時期にユニホーム着てないっていうところですかね」