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「彼のような選手、人間がいてくれることが嬉しい」指揮官からの信頼は絶大。“39歳”長谷部誠の凄み
フランクフルト在籍9シーズン目を迎え、1月に39歳の誕生日を迎えた長谷部。今シーズンは負傷により戦線離脱を強いられていたものの、先月28日に行われたブンデスリーガ第18節バイエルン戦で約3カ月ぶりの公式戦出場を果たすと、ベテランの貫禄を見せる。ドイツで無類の強さを誇る“王者”を1失点に抑えて、現地メディアからも高評価を受けていた。
まず、グラスナー監督は「マコトはプレーするときに、すべての面で大きな責任を負っている。そのおかげで、2列目のプレーに少し余裕が生まれるんだ」と明かしつつ、「理論的には、マコトは(フルボイェ・)スモルチッチより5パーセント劣るのかもしれない。だけど(彼のプレーによって)他の人が1パーセントでも楽にプレーするならば、それは5パーセントを補うことになる」と年齢的な衰えは感じさせるが、チームに安定感をもたらしてくれると語った。
またグラスナー監督は、フランクフルトにおける長谷部の地位にも言及。選手として、人間として模範的な存在であることを強調した同指揮官は「マコトは、その存在感、経験、人柄、そしてもちろんクオリティの高さで、周りの選手たちを支えている。だから、彼のような選手、人間がチームにいてくれることがとても嬉しい。たとえ2試合連続でプレーしなくても、いつもそこにいて、不平不満を言わず、必要なときにはすぐに立ち上がってくれる」と賛辞を口にしている。
長谷部はバイエルン戦に出場したことで、ブンデスリーガにおけるフィールドプレーヤーのクラブ最年長出場記録を更新。クラブ史に自身の偉業を刻み続ける39歳の活躍にこれからも期待だ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0cd2896d7ba30f23b7cf59be9b57bf82bf0cd1e1