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阪神 B・ケラー初ブルペン 父直伝チェンジアップに岡田監督も注目「先発でやらしてもいい」
先発期待の新助っ人右腕、ブライアン・ケラー投手(28=レッドソックス3A)がベールを脱いだ。沖縄・宜野座キャンプ2日目の2日。来日初のブルペンで45球を投じ、「ボールの動き自体は良かった。新しい環境で、新しい捕手で、新しいブルペンでピッチングができて楽しかった」と満足げだった。
異国で日本のボールというハンデもものともせず、いきなり全開だった。最速149キロをマーク。1球ごとにトラックマンで数値を確認し、力強い投球を繰り返した。「自主トレでブルペンに入ってキャンプに臨むので、形としてはそんな変わらない」。日本式にも戸惑いなしを強調した。
変化球も織り交ぜ、カットボールやスライダーのほか、父直伝というチェンジアップも披露。「しっかりと手で握って、ちょっと内に少しひねるように投げています」。父から教わった握りをアレンジし、直球やスライダーとともに決め球にしている。岡田監督も「チェンジアップなんか、すごく投げよったな」と脳裏に焼き付いた様子だった。
一塁側プレートからインステップで投げるスタイルも大きな武器だ。米国時代の映像で確認していた指揮官も初めて生で確認し、「右(打者)は結構打ちづらいやろな」とにんまりだ。実戦についても「先発でやらしてもいいけどな。このキャンプ中にな」とデビュー計画を進める。背番号24の助っ人右腕も気合十分だ。「しっかりと練習を続けて、新しい環境も受け入れて、良い準備をして“アレ”に向けて頑張っていきたい」。同姓のカイル・ケラーに負けじと、ブライアン・ケラーが存在感を示す。【林亮佑】
◆ブライアン・ケラー 1994年6月21日生まれ、米ウィスコンシン州出身。高校時代にはバスケットボールで州内大会優勝経験がある。ウィスコンシン大ミルウォーキー校から、16年ドラフト39巡目でヤンキースと契約。メジャー経験はなし。長い手を生かしたスリークオーターから、150キロ台中盤の速球を軸に投球を組み立てる。191センチ、91キロ。右投げ右打ち。
▼巨人樽見スコアラー(B・ケラーについて)「K・ケラーに似てる。球威もそこそこある。走っていたらどっちか分からないです」
▼広島岩本スコアラー(B・ケラーについて)「コントロールよく両サイドに投げられる。ストライクゾーンの中で勝負してくるんだと思う」
○…阪神の助っ人5人衆が節分の豆まきで“奮投“した。K・ケラーは来日2年目だが、昨年はキャンプ後の来日。初の豆まきに「楽しかった。投げられる側は痛いと思うのでそれは申し訳ない」と笑いを誘った。B・ケラーは「新しい文化に触れることができてよかった」と笑顔で話し、ビーズリーも「こういう文化に触れさせてもらい感謝しています」と大満足だった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a572233c140d67aa99ca1a4875489b8c261f4345
能見篤史氏 ビーズリーは「ボールの強さ感じる」 B・ケラーは「ボールの出どころが独特」― スポニチ Sponichi Annex 野球 https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2023/02/03/kiji/20230202s00001173676000c.html …
【能見篤史 CHECK!】初ブルペンのビーズリーはボールの強さを感じた。投げ方を見てもパワーピッチャー。まだ投げ始め。今の段階で判断はできない。
【能見篤史 CHECK!】初ブルペンのビーズリーはボールの強さを感じた。投げ方を見てもパワーピッチャー。まだ投げ始め。今の段階で判断はできない。