追悼・門田博光さん ビール30本、糖尿病、透析、山間部でひとり暮らし…引退後の生活

追悼・門田博光さん ビール30本、糖尿病、透析、山間部でひとり暮らし…引退後の生活

追悼・門田博光さん ビール30本、糖尿病、透析、山間部でひとり暮らし…引退後の生活

1: 名無しさん@恐縮です 2023/01/31(火) 11:06:59.89 ID:8jBg/Udb9
NEWSポストセブン1/31(火) 7:15

門田博光さんの通算本塁打567本は歴代3位の記録(写真/共同通信社)
 南海ホークスなどで活躍した元プロ野球選手の門田博光氏が74歳で亡くなった。通算本塁打567本、通算打点1678はいずれも王貞治氏、野村克也氏に次ぐ歴代3位で、最年長MVPに輝いたこともある。

 最晩年は兵庫県の山間部でひとり暮らしだった。1月23日に予定されていた通院治療に姿を見せず、病院から連絡を受けて翌日に自宅を訪ねた警察官が遺体を発見したという。

 1992年の引退後、生活が一変したことは門田氏自身も生前に行われた本誌・週刊ポストの取材で、このように認めていた。

「引退して気が緩んだんやと思う。“もうユニフォームを着ることもないやろ”と安心したというか、23年間必死に頑張ってきて、ほっとしたのがアカンかったんかな。あんまりハードルの高いことばかりやってきたから、人生が燃焼しきった。

 だから、引退後は飲みましたね。赤い血液が琥珀色になるぐらい飲んだ。甲子園で解説が終わると、タクシーで祇園に直行して、朝まで飲んでいた。ビールしか飲まずに30本ぐらい空ける。そのツケが出たんでしょう」

 糖尿病を患い、脳梗塞でも倒れた。2017年(当時69歳)の取材では「今は腎不全で透析を受けている」と明かしていた。

「3年半前からで、これは堪えますね。週3回、1日4時間の透析です。ストレスは溜まりますよね。ただ、透析をしないと毒素が溜まって体が腫れる。だから2日に1回のペースで透析。病院に手錠をはめられているようなものですよ……」

 そんな門田氏は2006年から山間部の一軒家でひとり暮らしになったという。誰も知らない静かなところで療養する目的だった。「これからどう過ごすのか」という質問に、門田氏はこう答えていた。

「残り時間のことか? どうかな……。“今の門田博光”として毎日を過ごすことかな。うちには現役時代のトロフィーや野球道具はひとつもない。昔を振り返るとしんどくなるんです。(過ぎ去ったことを悔やむなという)仏教の教えみたいな心境やけど、坊さんになればなかなかの説教はできると思うよ」

 そう言って笑っていた。門田氏が人生をどう総括して旅立ったのかはわからないが、その生き様に胸を熱くしたファンが多くいるのは間違いない。

※週刊ポスト2023年2月10・17日号
https://approach.yahoo.co.jp/r/QUyHCH?src=https://news.yahoo.co.jp/articles/95552af9771c91de643e9274f330e3874cdd67e4&preview=auto



続きを読む

続きを見る(外部サイト)

スポーツカテゴリの最新記事