【UAE】国産ジェット機C-2輸出に黄信号か 有望株UAEが韓国の輸送機開発に参画 日本見限った?

【UAE】国産ジェット機C-2輸出に黄信号か 有望株UAEが韓国の輸送機開発に参画 日本見限った?

【UAE】国産ジェット機C-2輸出に黄信号か 有望株UAEが韓国の輸送機開発に参画 日本見限った?

1: 仮面ウニダー ★ 2023/01/30(月) 08:36:18.28 ID:aKKHyixv
UAEが韓国の新型輸送機開発に関与を表明
https://news.yahoo.co.jp/articles/e67a088b9b6180f6049a2d9523e8101f0ced80ea/images/000
2021年の「ドバイ・エアショー」に参加したC-2輸送機。鳥取県美保基地の所属機が飛来した(布留川 司撮影)。

 韓国の尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領は2023年1月15日、アラブ首長国連邦(UAE)アブダビにおいて同国のムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン大統領と首脳会談を実施。その後、両国で出した共同声明のなかで、UAEが韓国に対して総額300億ドル(日本円で約3兆8000億円)にも及ぶ投資を行うと発表しました。

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【実機はデビューするか?】韓国が計画中の次世代ジェット輸送機「MC-X」

 投資対象となる分野は原子力・エネルギー・防衛産業などの分野で、韓国大統領府の発表によると、具体的には13の事業で共同宣言やMOU(了解覚書、政府間の合意内容を書面化したもの)の署名に至ったといいます。なかでも防衛産業分野において注目すべき項目が、韓国の次世代輸送機開発計画であるMC-Xへの共同開発に関する部分です。

 UAEはかねて、日本が独自開発したC-2輸送機に大きな関心を寄せ、同機の有力な輸出先(日本では防衛装備移転と呼称)として見込まれていました。日本はUAEで隔年開催される「ドバイ・エアショー」に実機を持ち込んでのPR活動や、UAE側の運用要求に合わせた未舗装地での離着陸試験などを実施してきました。しかし、その後はUAE側からC-2導入に関する続報は伝わっていません。

 深読みすると、今回のUAEによる韓国MC-Xへの共同開発参画は、C-2の外国輸出に大きな影響を与える可能性もあります。

政府首脳がトップ会談で合意した重み

 MC-Xは、韓国の大手防衛企業KAI(韓国航空宇宙産業)が、自国で運用するC-130「ハーキュリーズ」輸送機やCN-235輸送機の後継となることを想定して開発を進めている新型輸送機です。ジェットエンジンを2基装備する双発機で、機体サイズは全長40.3m、高さ13.5m、全幅41.1m。日本の国産輸送機であるC-2(全長43.9m、高さ14.2m、全幅44.4m)と比べるとサイズとしては若干小振りです。

 計画自体は、昨年(2022年)ソウル近郊で開催された防衛装備展示会「DXコリア」でコンセプト模型が初めてお披露目されたばかりで、会場で関係者に話を聞いてもMC-Xは政府への提案段階だという説明でした。

 しかし、生産数は自国の輸送機更新用で約40機を想定しているほか、諸外国で運用されているC-130輸送機クラスの更新需要も狙っていると明言していました。また、ゆくゆくは機内に設備を追加して海洋哨戒機や空中給油機などの派生モデルを開発することも計画しているそうで、すべてが予定通りにいけば約200機程度の生産を見込んでいると話してくれました。

 今回、MC-Xに関して韓国とUAEが交わした了解覚書(MOU)について、海外メディアは両国の実務担当であるKAIのカン・グーヤンCEOと「Tawazun Council」(UAEで軍と警察関係の装備品の調達管理をする組織)のタレク・アル・ホサニ事務局長の間で覚書を交換したとしており、さらにUAE側からKAIに対してMC-X開発に関する資金提供も行われると報じています。

 MC-Xはまだ実機が完成しておらず、昨年の段階で機体の完成まで7~8年程度の期間が必要とされています。現在、想定されているスペックは生産段階にあるC-2の方が勝っている部分もあるでしょう。

 しかし、今回の共同開発については、軍レベルよりも上の政府会談で決まった総額300億ドルの大規模投資の一部であり、その決定は機体自体の性能とは別に、両国間の協力関係も影響したと考えられます。

(略)

乗り物ニュース 布留川 司(ルポライター・カメラマン) 1/30(月) 6:12配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/e67a088b9b6180f6049a2d9523e8101f0ced80ea?page=2


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