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(出典:nippon.com) |
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この映画は、豪雨災害からの復興が進む瀬戸内海の島を舞台に、恋人でも家族でもない1組の男女のぎこちなくもやさしい交流を通して傷ついた心の癒しと再生を描くストーリー。
東出は作品に参加する際、役作りに没頭することで知られる。今回もクランクイン前に宮川監督を訪れ食事をし、コンビニで買った酒を公園で飲みながら監督の思いを聞いたという。
「映画監督って一本コケたら、その後、一生撮れないかもしれない。目の前の一本に人生を賭してる。仕事を続けてくる中で、その覚悟で映画少年が映画監督になってると知った時に、先に監督とお会いして、その情熱を分けていただいて、作品にのめりこみたいと思った。監督の色になりたい」
東出が演じるのは、妻子を失って以来、自ら孤立している漁師役。「今回のような作家性の強い作品は、昨日妻子を亡くされた方は、苦しくて見ちゃいられないかもしれない。映画が薬とか、助けになるほど高尚なものとは思っていないですけど、どこかでめぐり合った時に、気持ちが少しでも軽くなれるような作品になればいい」と語った。
映画のオファーを受け、撮影を行っていたタイミングは、女優・杏との離婚を発表したころと重なる。
その影響について東出は「私生活というのは、みんな紆余曲折があると思う。僕らの仕事、報道の余波を受ける仕事って、僕の生活の本質からズレている。ウソだったり、『みんな、何でそんなこと騒いでるの?』っていうこともある。役者の仕事って、私生活の波長の影響を受けているんだろうけど、ことさらにプライベートが報道されてるからこの作品に支障をきたすとか、逆に好影響を持ってくるってこともない」とキッパリ。
宮川監督も「みんなのことを気にかけてくれているし、集中する時は集中していた。座長として引っ張ってくれたと思う」と東出に感謝していた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6e3b82ade0916bb14e9984f27beb5b6233cb219d