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『ABEMA』売り上げが過去最高334億円 他チャンネルも視聴数増 “W杯効果”が鮮明に
ABEMA自体は赤字のまま
ABEMAを手掛けるメディア事業の営業損益は、W杯の放送に向けた放映権料など関連費用で93億円の赤字となり、四半期ベースでの事業赤字は続いている。広告やゲームなど他事業の業績でカバーし、サイバーエージェント全体としては12億円の赤字に収めた。
W杯放送、約半数がオンデマンド視聴 スマホ視聴が最多
W杯放送の影響で、ABEMAアプリのダウンロード数は開局6年8カ月で9200万ダウンロードを記録した。22年11~12月のW杯期間中でダウンロード数が700万増加したという。
ユーザー動向を見ると、インターネットを使ったサービスの特徴が出た。スポーツの場合、リアルタイムで視聴するスタイルが主流だが、ABEMAユーザーの44%が追っかけ再生やハイライト再生などオンデマンドで視聴(リアルタイム視聴は56%)していたことが分かった。藤田社長によると「広告主から『オンデマンドに広告を出せばよかった』という声も出た」といい「スポーツ中継の新しい形になったのではないか」との見解を示した。
デバイス別の視聴割合では、スマートフォンが43%を占め、最多となった。テレビは、パソコンと同率の24%となり、2位タイだった。開催期間中、ユーザーからは「追っかけ再生が便利」「倍速再生がいい」などが挙がった。藤田社長はW杯放映権の主目的が「ABEMAの便利さとクオリティーの高さを示すことだった」と明かし「地上波デジタル放送並みの画質で放送でき、便利さも、ユーザーにやっと気付いてもらえた」とした。
他チャンネルも視聴数増 “W杯効果”が鮮明に
決算資料からは、“W杯効果”がABEMA全体に広がっていることが分かる。1週間当たりの利用者数を示す「WAU」(Weekly Active Users)は、W杯期間中は過去最高となる3409万WAUを突破。W杯終了後も、1月のWAU値が前年比で1.4倍となった。
※続きは以下ソースをご確認下さい
1/25(水) 18:28
ITmedia ビジネスオンライン
https://news.yahoo.co.jp/articles/4b687936863b06cde688ac76fd0aca44fa7bc79f