あわせて読みたい
阪神のD2位・門別とD4位・茨木が初ブルペン 和田2軍監督は紅白戦での〝実戦デビュー〟も示唆
阪神のD2位・門別啓人投手(18)=東海大札幌高=と同4位・茨木秀俊投手(18)=帝京長岡高=が27日、甲子園で初ブルペン投球を行った。当初の予定を前倒ししての進捗状況に、視察に訪れた和田豊2軍監督(60)は「順調なら」の条件をつけながらも春季キャンプの紅白戦(2月11、12日)での登板の可能性を示唆した。
キャンプ序盤最大の目玉に、まさかの高卒ルーキーたちが参戦する可能性がでてきた。甲子園球場の一塁側ブルペン。和田2軍監督の前で、門別&茨木がホレボレする初ブルペン投球を披露。2軍指揮官は目を細めた。
「向こう(沖縄)に行って、しっかりブルペンで(捕手を)座らせて投げてからの話だけれど、会議でも『順調なら高校生の投手も(紅白戦で投げさせる)』という話も出ている」
2月11、12日は1、2軍合同で紅白戦を行う、大アピール合戦の日。その舞台に高卒コンビの登板を示唆したのだ。
門別は20球、茨木は21球。ともに、まだ捕手を立たせたままの投球だったが、初めて傾斜のついた中で投じた1球1球は、大きな前進だ。当初はキャンプイン後のブルペンが予定されていたのだから。それだけ、2人は順調に段階を踏んでいる証拠でもある。
テクニカルアドバイザーとして昨夏の地方大会で2人を直接、視察している2軍監督は「高校時代を見ているけれど、その時より良くなっている。茨木は球のキレや伸びのあるタイプでそういう投球だったし、門別は自分のペースで投げられていた。ともに構えたあたりに投げていた」。自身が見込んだ逸材の成長に満足そうだった。
もちろん、高卒ルーキーに無理させることは絶対にない。慌てることもあり得ない。それでも、若虎がレギュラーを争う1軍に真っ向勝負する光景を、早く見たくなる現状の姿だった。
★前夜には能見氏から金言
ルーキーたちは26日夜に約1時間、球団OBで昨季限りで現役を引退した能見篤史氏の講演に耳を傾けた。門別は「『1軍にいる人でも壁に当たる』と伝えてもらった。焦らずしっかりやっていきたい」と話し、茨木は「『逃げる人は上に行けない』という話をされていて、それが一番心に残りました」と語った。阪神、オリックスで104勝と実績を残した大先輩の言葉の1つ1つが、有益だったようだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b7d224169ccac581ef6f6dae225822bb55c6db1c
身体さえ問題なければ、チャンスはあった方がいい。
阪神のD2位・門別とD4位・茨木が初ブルペン 和田2軍監督は紅白戦での〝実戦デビュー〟も示唆(サンケイスポーツ) – Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/b7d224169ccac581ef6f6dae225822bb55c6db1c …