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阪神・北條 巨人・坂本との自主トレで学んだのは「打席での考え方」打ち損じ避ける“坂本マインド”とは
阪神の北條が、年明け5日から23日まで沖縄で行っていた巨人・坂本との合同自主トレの収穫を明かした。
「(学んだのは)打席での考え方。最悪を避けるというか。ヒット打ちたいっていう欲が僕とか出てるんですけど、こうなったら最悪やからそうならないようにって考え方したら気持ちに余裕ができてボール球振らなくなったり。僕だったら強い打球打とうとしたら前で打とうとしてミスショットしたり空振りしたり見極められないっていうところが。そういう話を聞いて今年は(その思考法を)やりたいなと」
1軍の打席ではどうしても“前のめり”になってしまい、力みや打ち損じの原因になる。そこで最高の結果ではなく、まずは最悪の結果を避けることを第一にバットを構えるのが“坂本マインド”。実戦だけでなく「バッティング練習でもそういう時の考え方でしないとダメ」と、キャンプ中から脳内にすり込ませていくつもりだ。 何より、坂本自身が復活をかけるシーズン。並々ならぬ決意は肌で感じた。「普段でも動画見たり、野球のことばかり考えている。(自分には)まだまだ足りない。2000本打ってる方ですらそうやって野球のことばかり考えてとは思いました」。キャンプは2軍スタートも「沖縄なんで。暖かいところでできる」と温暖なキャンプ地で牙をとぐ。
「僕自身、もっと野球うまくなりたいし、アピールしようと思ったらどうしても欲出たりするんで。自分の野球の技術を磨いてもっとうまくなって(試合で)発揮できるように」。原点回帰のような決意でプロ11年目に臨む。 (遠藤 礼)
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