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藤浪晋太郎、驚きの“メジャーで年俸5億円” 専門家は「来年さらに上がるチャンス」と指摘
阪神の日本人最高年俸は、昨年13勝4敗で2年連続最多勝、投手3冠に輝いた青柳晃洋だが、それでも2億4000万円での契約更改だった。その青柳をはるかに上回る年俸を藤浪が受け取ることになったのである。スポーツ紙デスクが説明する。
「インセンティブの内容も明らかになり、先発登板回数を5試合、8試合、10試合とクリアするたびに10万ドル(約1280万円)上積みされ、13試合、18試合のクリアで各15万ドル(約1920万円)、さらに22試合、25試合では各20万ドル(約2560万円)が支払われるそうです。個人賞(MVPなど)は5万~10万ドルのボーナスとなるというから、活躍すればさらに億単位の上積みになる年俸5億円級の契約というわけです」
昨年の阪神での成績は16試合に登板して3勝5敗、防御率3.38。この成績でなぜ、これほどの高額契約になるのか。メジャーリーグ研究家の福島良一氏はこう言う。
「まずはメジャー全体の平均年俸が高いということが大きい。むしろアスレチックスは財政難で、メジャーリーグ30球団のなかで年俸が最も安い貧乏球団として知られており、藤浪の年俸はメジャーの水準から考えると安いほうです。もちろん、アスレチックスとしては先発ピッチャーのひとりとして期待している。単純に昨年の成績だけではなく、先発投手としての潜在能力を買っていると思われます。近年、結果は出ていないが、速球投手としてメジャーで効果的なスプリットを武器にすることを評価した結果でしょうね」
https://news.yahoo.co.jp/articles/e84e17db20795b65042dea963c2ed574181a31ce