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つい先日まで放送されていた2022年秋クールのアニメは、ここ10年でも稀に見るほどの大豊作。多くのアニメファンが、話題作の数々に夢中になっていた。しかし2023年冬クールでは一転、「見るものがない」といった声が相次いでいる。
2023年冬アニメはなろう系ばかり?
昨年の秋アニメを振り返ってみると、『ぼっち・ざ・ろっく』『機動戦士ガンダム 水星の魔女』『チェンソーマン』『モブサイコ100』『BLEACH 千年血戦篇』『SPY×FAMILY』など、年間に1作品あるかどうかの話題作が集結。
また、ダークホース枠として『アキバ冥途戦争』『Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-』なども評価が高く、いずれも時期が違えば“覇権アニメ”になってもおかしくないクオリティの高さだった。
しかし2023年冬アニメは、原作力がそこまで高くない作品が多く、話題性だけで言うと勝負にもなっていない。
また、目を引くのはいわゆる「なろう系」のアニメ化作品の多さで、その数は実に15本以上。「なろう系」は原作からしてターゲット層を絞った作品が多いため、“好きな人は好き”という位置に収まりがちだ。
そのためSNSなどでは、《前期はアニメめちゃ見たけど今期はなんも見なくてええかな》《前期に比べて今期のアニメはあまり気になるのがない》《前期は10個以上見るアニメあったのにどうして…》《今期アニメは正直心奪われる作品は無いかな…前期のアニメが良すぎた》《前期アニメ面白すぎて今期霞む》といった声が相次いでいる。
「TSモノ」がまさかの覇権アニメに!?
不作と言われてしまっている2023年冬クールだが、そこではまさかの作品が“覇権アニメ”に君臨しつつあるようだ。
それは『お兄ちゃんはおしまい!』(おにまい)というタイトルのアニメ作品。原作はねことうふ氏が手掛けており、もともと同人漫画だったが、2019年より『月刊コミックREX』にて連載されている。
同作はいわゆる「TSモノ」や「TSF」と呼ばれるジャンルで、怪しい薬によって成人男性から少女になった主人公・まひろの成長物語。男女の違いや兄妹の絆を描いたちょっと深いエピソードもあるのだが、基本的にはコメディで、フェティッシュ全開のお色気シーンも多い。
そんな『おにまい』が、『無職転生 ~異世界行ったら本気だす~』でお馴染みの『スタジオバインド』によるハイクオリティな作画でアニメ化され、「今期で一番面白いアニメ」だと話題に。
もともと原作がドイツや中国などで謎の人気を誇っていたこともあり、海外のアニメファンにも注目されている。
ちなみに今期は『To LOVEる-とらぶる-』の作者である矢吹健太朗氏の『あやかしトライアングル』もアニメ化されたが、こちらも「TSF」にカテゴライズされる作品だ。
マニアックなジャンルの流行に、《この世界はおしまい!》と危機感を抱いている人もいるようだが、2023年は“TS元年”になるかもしれない。
・トモちゃんは女の子
ダークホース的に学園コメディーとして面白いぞ
・イジらないで長瀞さん2
慣れると安定して面白い。二人の世界からグループコントみたいになってるがイケる
・虚構推理2
1期は冗長で取っつきにくいエピソードだったのが残念だが、2期は中編メインで本来の面白さを取り戻している。
スパイ教室は声優豪華で話題だが、
最初のエピソードのキモは叙述トリックなので、
アニメ向きではなさそうだなと思った。
オリコン低いやろ
独占でもtop250に全巻ある東リベじゃないの
凄い時代だな