あわせて読みたい
虎ナインが身構える岡田政権の試合前〝儀式〟 防御網の課題は解決するか
いよいよ変貌の中身が問われる。キャンプインを間近に控えた岡田阪神で、キャンプから〝取り締まり〟が、より強化されそうなメニューが、シートノックだ。
すでに選手間でも「本格的に締まった空気でやるだろうね」ともっぱら。就任直後の昨秋のキャンプではメニュー自体はもちろんあったが、あくまでメニューの一貫として各ポジションに順次ノックを打っていく形式が中心。一方で春季キャンプでは実戦を想定し、細かい状況設定のもとに不規則にノッカーが各ポジションに打球を放つ「ゲームノック」形式が増えることは確実だ。ナインが身構えるワケには、岡田監督だけなく、一軍ヘッドコーチに就任した平田勝男コーチも、このシートノックには一家言持っているとされ、二軍監督時代は試合前のシートノックの全体の動きが〝緩い〟と判断したときは、試合直前であっても「やり直し」を命じるほどの熱血漢でもある。
前政権の矢野監督時代にはシーズン中、長期連戦中の移動試合やナイター明けのデーゲームなどの日には、疲労回復を優先し、試合前のシートノックをあえて行わず、選手たちのコンディション調整を優先させることがあった。だが、新政権では「よほどのことがない限りやる。というか、やって当たり前」と、試合前の〝儀式〟こそ試合に入る合図とOBたちも〝引き締め〟に期待を寄せる。
そもそもチームは昨年まで5年連続のリーグワーストの失策数。防御網の強化は新政権が解決すべき喫緊の課題でもある。キャンプでは現時点で15日の楽天戦を皮切りに6試合、対外試合も組まれており、他球団のスコアラー陣も「去年までとどう変わったかは、当然出てくるでしょう」と注目している。果たして岡田阪神は生まれ変わった「姿」を内外に示せるか…。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9d6739b64838ce3f758ff7f1596cb93db70c4dd1
続きを読む