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日本橋の五つ星ホテル、マンダリンオリエンタル東京で、件の披露宴が行われたのは昨年12月24日。クリスマスイブは、錦織が33歳を迎える5日前というタイミングでもあった。
錦織自身、インスタグラムに写真を公開しながら、〈コロナ禍でずっと開催できなかったのですが、本当にたくさんの方々に盛大に祝っていただき、舞とともに胸がとても熱くなりました〉と記しており、念願成就には違いなさそうだ。
出席者は、プロテニス選手の中川直樹氏、錦織が練習拠点とするIMGアカデミーコーチの弘岡竜治氏や佐藤悠史氏、アスレチックトレーナーの坂井忠晴氏ら、テニス関係者が多かったようだ。むろん、海外からの参加者も目立ち、理学療法士のロビー・オオハシ氏と家族、そして、マイケル・チャンコーチとその家族の姿も見られた。
ある出席者の発言によれば、会場選びの決め手は料理だった旨を舞さんが語っていたそうで、2次会も開催されたという。
「悪い娘だと思うよ」
だが、2015年7月に二人の交際が発覚してしばらくの間、チャンコーチらが危機感を抱いていたのは間違いない。事実、17年8月、本誌(「週刊新潮」)の取材に対して錦織の父、清志さんは、
「マイケル・チャンだけが心配しているんじゃなくて、皆が心配している。IMGにしろ誰にしろみんな。それは真実。だって、良いこと聞かないもん。うわさ……うわさじゃないと思うもん、調べれば。悪いでしょ。悪い娘だと思うよ」
と答えたのである。
スポーツ紙記者が言う。
「モデル時代は、Kis-My-Ft2の玉森裕太との交際が女性週刊誌に報じられ、大物俳優から受けた性的被害の模様を録音して、自ら週刊誌に持ち込んだといわれた。昨年には、そんな舞さんを錦織にアテンドしたのは自分だと、ガーシーこと東谷義和氏が暴露しています」
14年9月に全米オープンで準優勝し、四大大会の優勝も間近といわれた時期に舞さんと交際を開始。以後、期待ほどの結果が出なかった以上、「皆が心配」したのもうなずける話である。
ケガが重なり…
挙句、昨年10月には12年ぶりに、世界ランキングから外れてしまった。
「21年10月から左股関節の痛みで試合に出られず、22年1月に股関節を手術。そのリハビリ中の昨秋に足首をケガしてしまった」(同)
といういまの錦織。国際テニスライターの神仁司氏はこう話す。
「まだどの大会で復帰するかわかりません。錦織選手は足が速く、フットワークが良い点を一つの武器に世界トップで戦っていたので、股関節や足首の調子が完全に戻らないと厳しいと思います。股関節は治っているようですが、試合でどこまで通用するかは、蓋を開けてみないとわかりません」
「メンタルがわりとしっかりしている」
こうして結果が出ないので、舞さんを責める声も聞こえてくるが、元テニスプレーヤーの不田涼子さんは、こんな見方をする。
「プライベートの影響がプレーに出やすいのは、どちらかというと女子選手。だから女子選手は“恋愛をするな”と言われることが多かったですが、男子選手は意外と、パートナーの存在による精神的安定のほうが大きいと感じました。舞さんはいろいろ批判され、周囲に交際を反対されたといううわさもありました。たしかに、圭君は交際が始まったころ不調が重なり、ケガも続いてうまく上に行けなかった。しかし、結果が出ていれば、周りはなにも言わなかったと思うんです」
そして、こう続ける。
「スポンサーもたくさん抱えるプロ。周囲も選手としての結果を求め、結果が出ないと批判されるのが当たり前の世界です。そこで舞さんのことがやり玉に挙げられるのは、彼としては悔しいでしょうが、復帰して成績を残してくれれば、周りはなにも言わないでしょう。頑張ってほしいですね」
先の神氏も、
「錦織はメンタルがわりとしっかりしている。マイペースで、それもプロとしては大事な部分です」
と語る。状況がどうであれ、錦織が安定したメンタルを生かして再活躍する日が来るのを、祈るばかりである。
「週刊新潮」2023年1月19日号 掲載
https://news.yahoo.co.jp/articles/b51d9e6b26e09224e213dfb5bb8d1b52c6bb2f07