横綱・照ノ富士「そんなに長くない」元大関・小錦氏が「サンモニ」で断言　小兵力士がカギに

　大相撲・元大関の小錦八十吉氏が２２日、ＴＢＳ系「サンデーモーニング」に出演し、初場所は休場している横綱照ノ富士について「長くない」という分析を示した。

　大関は貴景勝だけと上位陣不在の場所。小錦氏は「若い力士がすごいがんばってる。琴勝峰もそうだけど」と評価した。琴勝峰は千秋楽で貴景勝と優勝をかけての一番に臨む。
さらに「今場所、上位陣より前頭の小っちゃい力士がめちゃいい相撲とってる。だから名前おぼえなきゃ」と笑いをまじえてコメント。元大関で今場所は十両として優勝した朝乃山については
「逆に精神的に、上に上がったらさらに強くなってると思う。プライドを捨てないとなかなかできないですよ、元大関って」と期待した。

　ここで司会の俳優・関口宏は、ケガで一度は序二段まで落ちながら、復活して横綱にまで上り詰めた照ノ富士にも言及。
小錦氏は「彼の場合はケガ、両方のひざだから、戻ってもそんなに長くないと思う」と力士としての寿命は残り少ないと断言した。
「あの相撲では難しい。すごい負担がひざに来る」と分析。体は大きくないが動き回る若隆景らが台頭してきていることを挙げ「小っちゃい相手の方が怖いの、実は、ひざが悪いと」と説明した。

https://www.daily.co.jp/general/2023/01/22/0015984816.shtml?pg=2