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マヌルネコだってごはん欲しい時は甘えてくる
👉名前のマヌル(manul)はモンゴル語に由来し「小さい野生ネコ」の意。
属名Otocolobusは「耳が短い」の意。
ずんぐりふっくり、耳の位置がちょっと低めでキュートなルックスが人気なマヌルネコだが、一応はヤマネコである。しかも約600万年前からその存在が確認されており、「世界最古のヤマネコ」でもある。
とは言え猫は猫。餌をねだるときはイエネコのように飼育員さんにぺっとりと甘えて催促なんかしちゃったりもするのだ。
Pallas‘s cat are happy to see a keeper who brought her a tasty meal
ノボシビルスク動物園で飼育されている生後6か月のマヌルネコ「スネジンカ」は、飼育員さんがご飯を運んできてくれたことに気が付いた。
すると、飼育員さんに近づいてきて「はやくちょーだいください」と催促
足元にスリスリと甘えて来る態度はイエネコと変わりはなく、猫はやっぱり猫なんだなー。特に子猫だから、よけいに甘えん坊なのかな?
捕食上位者で、最古のヤマネコとされるマヌルネコだが、野生下では生息地破壊や違法な密猟により、生息数が減少しており準絶滅危惧種に指定されている。
その為、個体数を増やすため世界各地の動物園で繁殖が試みられている。