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オコエは逃げ出し石井監督には「GM解任だった」説…楽天チーム内でくすぶる数々の火種
今月9日の現役ドラフトで楽天から巨人への移籍が決まったオコエ瑠偉(25)について、
東北地方のメディア関係者がこう言った。
オコエは先日の巨人の入団会見で、「チームに貢献できるように精いっぱい頑張ろうと、
また新しい環境で精いっぱい、後がないという気持ちで頑張りたい」と決意を新たにしていたが、
「この秋、オコエと楽天との間ですったもんだあったそうです」とは、冒頭の関係者。
「オコエは今季が終了するや、ロッカーの荷物を整理し、秋季練習にも参加しなかった。
『楽天から出たい』と周囲に漏らし、球団
にトレードを直訴していたというのです」 あるパ球団の編成担当もこう明かす。 「オコエは高校時代からメジャー志向があり、今もやり手の代理人がついているそうです。身体能力が高く、守備、走塁は間違いなく一級品ですが、練習に遅刻したり、門限を破ったりと、野球に取り組む姿勢に問題があると見られていた。
一方で、オコエはチーム内の人間関係に煩わされていたとも聞く。
環境を変えたい、との思いが通じ、現役ドラフトによる巨人移籍が実現したようです」
石井GMの手腕に懐疑的な声
その楽天は今季、69勝71敗3分けの借金2で4位に低迷。
2018年にGMに就任し、昨季から監督も兼務する石井一久監督(49)はGMを外れ、監督に専念することになった。
同監督は球団を通じて、「今までも1勝でも多く積み重ねること、チームが勝つことを考えてきましたが、アプローチを変え、来シーズンに臨むことを決めました。
シーズン中の事務作業は球団本部で行います」とコメントを発表したものの、前出のメディア関係者は、「GMは事実上の解任ではないか」とこう話す。
「GM就任以降、FAで獲得した浅村、鈴木が活躍、辰己、小深田、早川といった即戦力の『ドラ1』こそ戦力になっているが、
太田(18年2位)、黒川(19年2位)ら若手が伸び悩んでいる。
しかも、ここ2年はカスティーヨ、ギッテンスら新外国人の補強も失敗が目立つ。球団内では、石井GMの手腕に対し、懐疑的な声も出始めていました」
■島内も移籍志願
楽天では先日、4年契約の2年目を終えた主砲の島内が契約更改後の会見で「できるなら、来オフにFAさせてほしいと(球団に)言いました。
違うユニホームを着てプレーしたい気持ちも少なからず出てきた」と待遇に対する不満を漏らし、物議を醸したのは記憶に新しい。
今季リーグ連覇を果たしたオリックスと僅差の2位だったソフトバンクはこのオフ、大型補強を敢行した。火種が燻る楽天は来季も苦戦を強いられるかもしれない。
12/28(水) 9:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/0a84bcaaeedef0364a86b4f08d6ac46751197444