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韓国野党議員「日本でバイデン大統領が『日本の敵は韓国』と言ったらどうするのか」…尹大統領のイラン発言を批判
禹議員はこの日SBSの番組に出演し、尹大統領の「UAEの敵はイラン」発言について「甚だしい失言」と指摘した上で「欠礼はミスだが、今回は惨事だ」と批判した。
禹議員は「UAEと韓国が友人になるために行ったのだが、あえてイランの敵になって戻るのは大きな損害だ」「どう後始末をつけるべきか。大統領がやったことではないか」と強調した。
禹議員はさらに「ダボスに行ったので時期を逃したようだが、イランに対しては甚だしい失礼を犯した」「彼ら(イラン側)は最初から怒っているのではなく、待つと言っていたので、翌日すぐ(弁解を)しておくべきだった。韓国外交部(省に相当)の当局者による弁解は外交修辞であり弁解ではない」などとした上で「大統領がすぐ(イランに)親書を送るべきだった」「あるいは大統領自ら非公開の親書を送り、申し訳ない、実際は私のミスだったと伝えておけば、中東の国はそれは受け入れてくれる」などと主張した。
禹議員は「公開の席で謝罪を望んでいるのではない。しかし直ちに弁解せず外交部が『お前たちの話ではない』と言ってしまったではないか」「これがなぜお前の話ではないのか、大きなミスではないのか。UAEの敵はイランと言ったではないか」「イランはUAEと友好関係を結ぼうとしているが、敵だと言うのか」と問い詰めた。
禹議員はイランがNPT(核拡散禁止条約)を持ち出したことについて「少し行きすぎだろう」「イランが韓国に言うべきことではない」などとした上で「イランは大韓民国が米国の立場を代弁するためイランを攻撃したという考えを今持っている」と述べた。
禹議員はさらに「これは単純に終わる問題ではないので、大統領と外交部の当局者が一緒になって早期に解決しなければならない。中東の国は外交修辞だけですぐ納得するようなことはない」と懸念を示した。
シム・ドンジュン記者
NEWSIS/朝鮮日報日本語版
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