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「セクシーダンス芸」で「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」「うちのガヤがすみません」など人気番組に数多く出演していた“セクシー王子”ことピン芸人・ヲタル(51)が、19日までに自身のツイッターを更新。現在の自身の状況について語った。
2010年、お笑い動画コンテスト「第1回お笑い図鑑モバイル」で優勝し、「ガキ使」で地上波デビュー。強烈な印象を残し、人気番組に数多く出演した。その後、アイドル好きが高じて女性アイドルグループ「LOVE CCiNO(ラブチーノ)」をプロデュース。だが昨年6月、プロデューサーの職を解雇された。8月には軽度の脳梗塞と診断されたとし、「今、二度目の人生を歩んでいるような気がしてます」と決意を新たに。その後、昨年末に放送された読売テレビ「年貢芸人」に「長年評価されず『もう辞めなアカンかも…』という“年貢の納め時”に直面している芸人」として出演し反響を呼んでいた。
そんなヲタルは18日深夜、ツイッターに「僕の今の現状ついて質問が多かったので、ご説明させて頂きます」と書き出し、長文を投稿。「51歳でアイドルプロデューサーを解職され、レギュラー番組を失い、脳梗塞にもなりました」とこれまでの経緯を説明し「これでもう失うものはありません」と吐露。「当然ですが以前とはかわり心身共に苦しい生活を強いられています 人はこんなにも簡単に堕ちるんだということを痛感しました 今でもまだ信じられない自分がいます」と胸中を打ち明けた。
「あっけなく、人生の歯車が狂って壊れたかのように全てを失いました ほんとうにあっけない 悔やんでも悔やんでも悔やみきれません 今でも自分を責め続けてしまいます」と後悔を記し「それでも、どんなにバカにされてでも、やり直すしかないんです 心が壊れたら終わりです これまで33年芸人をして、辛いことも沢山ありました 逆境には少しは慣れているつもりです これからは、例え地べたに這いつくばってでも人に頭を下げ、一からやり直したいと思います」と決意を新たにした。
また、「貯金があればよかったのですが宵越しの金は持たないという古い芸人の考えで、今まで散財したツケが回ってしまい、ほぼ底をついてます」と貯金がないことを告白。「これからは、居酒屋さんで修行をして一からやり直したいと思います今日はトイレ掃除を命じられ、年下店長にも怒られ、ブルーな気持ちになりましたが、仕事0、貯金0、全てを失ったので石にかじりつく覚悟で頑張りますここから這い上がってみせる!」と意気込んだ。
バイトの様子をツイッターに投稿しているヲタル。今年に入ってから「今は週6のバイト生活」「新しい居酒屋のバイトで初心に帰って一から挨拶の練習。年下の店長に気合を入れ直してもらいました。最近、飲食の仕事にやり甲斐を感じる。お客様が喜んでくれるのが本当に嬉しい。いつか居酒屋を経営するという夢が出来た。この夢を叶えるまでは人生諦められない」などとつづっていた。