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具志堅用高、ボクシング転向の那須川天心へ期待!尚弥とのパワー差も言及「井上が100としたら那須川は50」
スポニチアネックス
元ボクシング世界王者の具志堅用高(67)が18日に自身のYouTubeチャンネルを更新。15日にボクシングへの転向を正式表明したキックボクシング42戦無敗の那須川天心(24)への期待を口にしたほか、バンタム級初の4団体統一王者となってスーパーバンタム級に転向する井上尚弥(29=大橋)とのパワーでの差についても言及した。
那須川は15日に自身のSNSで「帝拳ボクシングジムでプロボクサーになるための準備を進めています。昨年11月にはアメリカ・ロサンゼルスでスパーリング中心のキャンプを行いました。皆さんの期待を大きく超えるよう準備してるので楽しみに待っていてください」と投稿してボクシング転向を正式表明した。
具志堅は那須川について「早く試合を見たいと思っている一人なんですよ」と期待している。さらに「早い方がいいんですよ。3年以内、もっと早く世界挑戦はできるかもしれないね」と続けた。
注目される階級について、過去に具志堅がミットを持った印象から、バンタム級が適性だと明言。また、「世界挑戦するポテンシャルはある」と話しつつも、バンタム級初の4団体統一王者となってスーパーバンタム級に転向する尚弥とはパワーの差があるとし、「井上チャンピオンのパワーは凄いよ。(尚弥の)パワーが100としたら(那須川は)50だよね」と現状の那須川は尚弥の半分だと分析した。
那須川はキックボクシング時代に最長で戦ったのは6ラウンド。ボクシングは世界戦になると最大12ラウンド戦うことになる。「そこまでの動き、パワー、体感を強くしなくちゃいけない。スーパーバンタムならもうちょっとパンチが必要じゃないかな」と現状のパンチ力を考えてもバンタム級が適性と話した。
バンタム級については、尚弥が返上した4本の世界ベルトはそれぞれ王座決定戦が行われる見込み。尚弥の弟で元WBC暫定王者の拓真(27=大橋)はWBA最上位の2位(1位は空位)につけており、大橋会長は「決定戦に出られるように交渉を進めている」と明かしている。この他にも尚弥とジムメートでボクシング転向5戦目で初タイトルとなる東洋太平洋スーパーバンタム級王座を獲得した元K―1王者の武居由樹(26=大橋)も「バンタム級に下げる計画を話し合っている」と大橋会長が明かしおり、那須川がバンタム級を主戦場にすれば元K―1王者VS元RISE王者の一戦が実現する可能性がある。
https://news.yahoo.co.jp/articles/110eabac7298b9eb17678da4845426d37ade15aa