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前田大然の決勝弾でセルティックがリーグ杯決勝へ!古橋亨梧と旗手怜央も先発出場で勝利に貢献
直近のリーグ戦でも対戦したばかりの両者。2-0で勝利しているセルティックは、右サイドバックのジョンストンとユラノヴィッチを代えた以外は同じメンバーを起用し、古橋亨梧、前田大然、旗手怜央の3人が先発、小林友希がベンチスタート、岩田智輝と井手口陽介のメンバー外も変わらなかった。
雨の影響で芝が緩く滑りやすいピッチコンディションの中、セルティックは6分に自陣で足を滑らせてボールを失い、キルマーノックに決定機。マッケンジーのシュートはGKハートがファインセーブで切り抜けた。
その後も滑りやすいピッチに苦戦し、思うように主導権を握ることができないセルティックだったが、18分に右サイドでFKを獲得。ムーイのキックはゴール前のラファーティがCKに逃げようとクリアするが、目の前にいた前田に当たってそのままゴールへ。やや幸運な形でセルティックが先制に成功する。キルマーノックは前田のハンドを主張したが、ゴールは認められた。
先制後も攻勢に晒されるセルティック。20分にはライトに綺麗にヘディングで合わせられるが、ここはGKハートが素晴らしい反応ではじき出し、ポストに当たったボールを旗手がCKへとクリアした。
直近のリーグ戦同様に1点リードで試合を折り返すことに成功したセルティックだが、危険な場面も作られており、内容的には五分と五分。後半はより強まった雨の影響で事故が起こりやすいピッチとなっており、早めにリードを広げたいところ。
49分にはカウンターからユラノヴィッチのシュートのこぼれ球を旗手が押し込みネットを揺らす。しかし、これはオフサイドの判定により取り消しとなった。
さらに60分、ペナルティーエリア手前でクサビを受けた古橋が絶妙なタメからスルーパスを通すと、抜け出した前田がゴール右へと流し込む。セルティックが大きな追加点を挙げたかに思われたが、古橋の戻りオフサイドが判明しまたしてもノーゴールとなった。
セルティックは74分に古橋、旗手、ジョタを下げてジャコウマキス、オレイリー、アバダを投入。キルマーノックもゴール前に鋭いクロスを入れてセルティックゴールに迫る。
81分には前田が下がり、フォレストを投入したセルティックは、キルマーノックの反撃を粘り強い守備で耐え抜くと、終了間際にシュートのこぼれ球をジャコウマキスが押し込んで2-0で決勝進出を決めた。
■試合結果
セルティック 2-0 キルマーノック
■得点者
セルティック:前田(18分)、ジャコウマキス(90+5分)
https://news.yahoo.co.jp/articles/f25bf81359a4b98d24616fc472c456f9d5a3e8cb