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「何人抜いたか覚えていない」“17人抜きの新星” ドルーリー朱瑛里選手に岡山レジェンド有森裕子さん「五輪選手になれる素質」
きのう(1月15日)京都市で行われた全国女子駅伝で、岡山から「ニューヒロイン」が誕生しました。
3区を走った津山市の中学3年生・ドルーリー朱瑛里(しぇり)選手が、17人抜きの快走を見せ区間新記録を打ち立てました。
中学生から社会人までが一本のたすきをつなぐ、全国女子駅伝。
38位でたすきを受け取ったドルーリー朱瑛里選手は、わずか3キロの間に17人を抜き、順位を21位に上げ、9分02秒の区間新記録を樹立する見事な走りを見せました。
(津山市立鶴山中学校3年・ドルーリー朱瑛里選手)
「1人でも多く抜いて、岡山県チームに少しでも勢いづけられる走りができたらなと思っていました」
ー何人抜いたか覚えている?
「いや、覚えていないです」
津山市から誕生したニューヒロインに、地元からは喜びの声が。
(地元の人)
「地元の選手が活躍するのは大変嬉しい。解説者の話を聞いていたら、鳥肌が立ってきた」
「見ました見ました。すごい、津山からすごいマラソン選手が出た、すごいと思います」
規格外の圧倒的な走りを見せた新星に、五輪2大会連続メダリストで岡山市出身の有森裕子さんは、RSK山陽放送の取材に対して、
「中学生とは思えない、ダイナミックな、力強い、のびのびした走りで驚いた。自分で考えて走ることができるスマートなランナー」
「五輪選手になれるような体の素質があるので、夢・目標を持ってやりたいことを実現していってほしい」
と期待を寄せました。
ドルーリー朱瑛里選手は、「高校ではインターハイに出場していい結果を残すことが目標」と話しています。
RSK山陽放送
https://news.yahoo.co.jp/articles/b49a5d132a5b621d0366676847b926418ca141b6