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WBCメンバー30人決定報道に「外野4人は少なすぎ」と議論沸騰「センターラインを軽視」「塩見、近本はいないの?」
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3月におこなわれるWBCの日本代表全メンバー30人が決定したと、1月15日付の「デイリースポーツ」が報じた。
「二刀流」エンゼルス・大谷翔平(28)、「2年連続投手5冠」オリックス・山本由伸(24)、「史上最年少3冠王」村上宗隆(22)ら先行発表メンバーに加え、14人以上の登録が義務づけられる投手陣はオリックス・宇田川優希(24)、ヤクルト・高橋奎二(25)、中日・高橋宏斗(20)らが選ばれたという。
また同記事によると、外野手はソフトバンク・近藤健介(29)、カブス・鈴木誠也(28)、レッドソックス・吉田正尚(29)、侍ジャパン初の日系外国人のカーディナルス・ラーズ・ヌートバー(25)の4人。
だが、4人では少なすぎるのではないかと不安視する声が広がり、Twitterでは「外野4人」がトレンド入りした。
《外野4人って、マジで大谷を1試合二刀流で使うつもりなのか》
《てか外野4人て大丈夫か?まぁ、周東・岡本・大谷もできるっちゃできるけど》
《ヌートバーも右翼本職やし、周東もサードやし 今回の侍JAPANはセンターラインを結構軽視しとるよな》
《流石にメイン外野4人はちょい不安じゃね?と思ってしまう 塩見近本辺りがいた方が…》
ソフトバンク・周東佑京(26)は、同記事では内野手とされていたが、外野も守れるユーティリティ・プレーヤー。ただ、2019年のプレミア12でおもに代走として出場し、4盗塁で盗塁王になって優勝に貢献したことを考えれば、「切り札」として控えに回る可能性がある。
また、投手かDHが現実的な大谷が外野を守ることは考えづらい。そうすると、やはり4人では心もとなく感じるのも仕方ないところだ。
各球団のリードオフマンを担い、ミート力と俊足が魅力のヤクルト・塩見泰隆(29)や阪神・近本光司(28)がなぜ外野手に選ばれなかったのかという疑問もあがっている。
「野球はセンターラインが大事と言われるわけですから、いま考えられるセンターがヌートバーだけなのは、たしかに懸念される点です。ただ、ほかのオプションを考える必要がないくらいメンバーが固定されているという見方もできます。栗山(英樹)監督の覚悟の表われかもしれません」(プロ野球関係者)
メンバー選考で物議を醸すも、“史上最強” との呼び声も高い「侍ジャパン」は、3大会ぶりの世界一奪還を目指し、初戦は3月9日に中国と対戦する。