阪神　侍内定の湯浅京己が自主トレ公開　大谷、ダルらとの共演に「自分自身が成長できるように話を聞きたい」

　阪神の湯浅京己投手が１５日、沖縄・宜野座で梅野らと主に行っている自主トレを公開した。３月のＷＢＣ出場に内定している右腕は、ＷＢＣ公式球を使ってキャッチボールやブルペンでの投球をしている。「やるからには世界一を取りたいと思っていますし、それに貢献できるようにというか、チームの力になれるように精いっぱいやりたい」と気合を入れた。

　ＷＢＣメンバーにはエンゼルス・大谷、パドレス・ダルビッシュらメジャーリーガーの名前も並ぶ。今月６日の先行発表も見ていたと言い「あの会見を見ていて、あのメンバーと一緒にやれるとなったら会見を見ているだけで鳥肌が立った。それまでよりも一緒にやりたいという気持ちが強くなった」と出場への気持ちは高まるばかり。大リーガーからどんなことを聞きたいかと問われると「緊張して、最初は話せないと思う…。見て、徐々に慣れていくうちに話せればいいなと思う。聞きたいことはたくさんあるので、自分自身が成長できるように、いろいろと話を聞きたい」と目を輝かせた。

　今季、岡田監督は湯浅の守護神を明言している。「シーズンが終わった時に去年より成長できた一年だと言える一年にしたい。開幕からファンの皆さんに成長した姿を見せられるように（練習を）やっている途中。この時期を大切にして、成長して開幕に臨めたらいいなと思う」と話した。