阪神・岡田監督　サンズ氏を新外国人ノイジー、ミエセスの教育係に指名　ジェフ氏にも指南役期待

　阪神・岡田監督が、ジェリー・サンズ駐米スカウトを新外国人野手のノイジー、ミエセスへの教育係に指名した。同スカウトは沖縄・宜野座キャンプを視察予定で「経験を伝えてほしい」と期待を寄せた。

　コロナ下での外国人の入国制限の影響で、駐米スカウトのキャンプ参加は20年春以来3年ぶりとなる。クリーンアップ候補のノイジーは広角に打てる右の外野手として、2年間で39本塁打を記録したサンズ氏と共通点は多い。しかもセ主力投手の傾向も把握済み。岡田監督は「成功した外国人やからな。2人は映像だけで分からん部分もあるし、経験しているのが来てくれたら当然プラスになる」と効果に注目していた。

　サンズ氏も「入団後の外国人選手をフォローすることでチームに貢献することも仕事」と前向き。2軍スタートからはい上がった経験も、若いミエセスには貴重な話になる。

　また「JFK」育ての親は同じく駐米スカウトとして今春キャンプ視察予定のジェフ・ウィリアムス氏にも期待。「前回の時も飯を食おうとなったけど、日にちが合わんかったんよ」と再会を心待ちにするとともに、ビーズリー、B・ケラーに日本スタイルを指南させるプランを温めている。（鈴木　光）