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「こんなに素晴らしい投手陣はない」 阪神前コーチ、V奪回のキーマンにあげた「2人の先発」
金村氏は94年ドラフト会議で日本ハムに1位指名され入団。98年には最優秀防御率のタイトルを獲得するなどエースとしてチームをけん引した。08年に阪神に移籍し、現役引退後の16年から22年まで阪神で投手コーチを務めた。
阪神は昨季リーグ3位に終わったもののチーム防御率はリーグ唯一の2点台となる2.67を記録。失点はリーグ最少の428点と投手力の高さを示したシーズンだった。V奪回に向けて就任1年目の岡田彰布監督(65)の手腕に期待がかかるなか、金村氏は今季カギを握る投手として西純矢(21)と才木浩人(24)の名を挙げた。
西はプロ3年目の昨季、14試合に登板して6勝3敗、防御率2.68をマーク。才木は9試合に登板して防御率1.53、4勝1敗の数字を残した。
昨季まで西を指導してきた金村氏は「今年が本当に勝負でしっかりローテに入って25試合投げることができたらチームとして本当に大きな存在になる」と期待する一方で、シーズンを通しての課題を指摘した。
「疲れてくるとボールにすぐ表れる。股関節がすごく硬い。だから疲労して股関節の可動域がなくなってくると全部ボールに影響してしまう。とにかく『股関節を柔らかくしなさい』と口酸っぱく言い続けた。自信は間違いなく付けたので今年は1年を通してやることがチームにとってすごく大きな戦力になる」
https://news.yahoo.co.jp/articles/8c6950975a5297c4ecc5b4c2a5fe098a32744ef3