【高校野球】東北高校、練習中にBGMを鳴らした結果 センバツ出場が確定

【高校野球】東北高校、練習中にBGMを鳴らした結果 センバツ出場が確定

【高校野球】東北高校、練習中にBGMを鳴らした結果 センバツ出場が確定

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1: 風吹けば名無し 2023/01/13(金) 17:41:53.97 ID:2pKejJPC0
 昨年の秋季東北地区高校野球宮城県大会決勝で、東北高が仙台育英高を破り宮城の頂点に立った。昨夏に甲子園での東北勢初優勝を成し遂げた強敵に土をつけると、勢いそのままに東北大会でも準優勝。
今春の選抜高校野球大会への12年ぶりの出場が有力視されている。その東北高を昨年8月から率いるのが、OBで元巨人の佐藤洋監督(60歳)だ。「子どもたちに野球を返す」をテーマに掲げ、高校野球界に一石を投じる指揮官の思いに迫った。

 雪の舞う12月中旬、東北高校泉キャンパス(仙台市)に足を運んだ。ここには硬式野球部のグラウンド、室内練習場、寮がある。

 この日、練習が行われていた室内練習場を覗くと、ユニホームではなく各々が所有するジャージやTシャツを着た選手たちがバットを振っていた。髪型も様々で、丸刈りは見当たらない。室内には邦楽のBGMが大音量で流れている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e8c9591497ff42bddb1034aba5ea6d7eb414dc85?page=1

2: 風吹けば名無し 2023/01/13(金) 17:42:27.50 ID:2pKejJPC0
「ヒロシさん」

 練習の合間、選手たちは監督にそう声をかけ、野球や学校生活のことについて相談する。あまりにも“高校野球らしくない”練習風景に、圧倒された。

“高校野球らしさ”を明確に説明するのは難しいが、高校野球界では指導者が選手に統一感や厳格さを求めるケースは少なくない。甲子園を目指すような強豪校であれば、なおさらだ。

 東北高は春夏通算41回の甲子園出場を誇る、県内屈指の強豪校。1904年創部で伝統もあり、ダルビッシュ有投手(パドレス)をはじめプロ野球選手も多数輩出している。
佐藤が「(野球人生で)一番きつかった」と高校時代を振り返るように、東北高もかつては厳しい指導の例外ではなかったが、現在の練習環境は大きく異なる。

3: 風吹けば名無し 2023/01/13(金) 17:42:46.92 ID:2pKejJPC0
「丸刈りにしなくてもいい」
「練習中にユニホームを着なくてもいい」「練習中に音楽をかけてもいい」

 佐藤がこれらの新方針を打ち立てたのには理由がある。「子どもたちに野球を返す」ため。つまり「野球を選択する子どもを増やし、野球を楽しんでもらう」ためだ。

 約20年間、少年野球の指導に携わるなかで、野球を嫌いになり、野球から離れる子どもたちを見てきた。その原因は厳しすぎる練習環境や、大人の執拗なまでの介入。子どもたちを苦しめる制約を取っ払うことが、競技人口増加の一助になると佐藤は考える。

5: 風吹けば名無し 2023/01/13(金) 17:43:19.62 ID:2pKejJPC0
 ファーストコミュニケーションの手段は、「掃除」だった。整理整頓ができておらず、荒れている寮や部室を目にした佐藤は、選手たちを集めて問いかけた。
「運動能力だけで見たら、一番強いのは仙台育英。君たちはどうやっても敵わない。でも、野球は運動能力だけじゃ決まらない。じゃあ、何が必要だと思う?」

 選手の1人が答えた。「運が必要だと思います」。

「そう、このチームは運がないと勝てないよ。運があれば育英にも100回に1回は勝てる。運を拾おう。だから掃除をしよう。勝利の女神はきれい好きなんだ」

 ただ掃除を命じるのではなく、掃除することの意味を伝えた。


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