藤浪晋太郎がアスレチックス身体検査をクリア　１年契約の年俸４・４億円で正式契約へ

　阪神からポスティング制度でメジャーを目指し、アスレチックスと契約合意した藤浪晋太郎投手（28）がメディカルチェックをクリアしたことが米国時間12日（日本時間13日）、分かった。あとは正式契約を交わすだけとなった。

　大リーグ球団のチェックは厳しい。今オフはスター遊撃手のカルロス・コレア内野手（28）がジャイアンツ、メッツの身体検査で古傷の右足首に懸念を示され、最終的にツインズに残留している。藤浪は入団決定までの最後の障壁を乗り越えた形だ。

　1年契約で年俸は昨季4900万円から大幅昇給となる325万ドル（約4億3875万円）。阪神には65万ドル（約8800万円）の譲渡金が入る。メジャー30球団で総年俸が最も低いアスレチックスの中では、チーム5番目の高年俸となる。

　また、アリゾナ州メサで行われる春季キャンプはバッテリー組が2月15日、野手組は20日のスタートすることが発表された。