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【阪神】岡田監督が春季キャンプの紅白戦に言及 「例年よりたぶん遅い」そのワケは
今年は3月にワールド・ベースボール・クラシックが開催され、開幕が昨年より1週間ほど遅く(阪神は3月31日、DeNA戦=京セラ)、早くから実戦をする必要がないということもある。だが、岡田監督が令和の流行に一石を投じるには意味がある。岡田野球のキモは堅守。昨秋の安芸キャンプでも、守備練習に時間を割いた。実戦の前に、やらなアカンことがあるんとちゃうか―。そんな指揮官の思いを、平田ヘッドが代弁した。
「バントシフトや重盗防止とかを含めて、やっていかなければいけないんでね。そのへんの再確認だよ。新しいシフトを取り入れる可能性もあったりするから」
第1クールは2日間しかなく、選手のコンディション確認に使う。第2クールからはチームプレーに磨きをかける。昨年まで、虎は5年連続でリーグ最多の失策数。ディフェンスの強化はアレをするためには必須で、まずはそれに取り組む。
「実戦に入ると、なかなかできなくなるからね。3クール目、4クール目くらいからね」
今春初の対外試合は15日の楽天戦(金武)。このあたりから、試合で出たミスを練習で修正する日々が始まる。基礎を、オカダの考えをたたき込むのは、第2クールまで―というワケなのだ。
1軍キャンプにはD1位・森下(中大)のような新メンバーや、前川ら1軍経験の少ない若手も来る。彼らに連係プレーを教える時間も必要だ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a09a3135f522cc9c8ec79cb06b7b85b25acb626