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近藤健介に“恨み骨髄”、パ4球団に「報復説」 WBCすら利用する“寝業師”の対抗策とは
1: 風吹けば名無し 2023/01/10(火) 17:10:42.12 ID:wSLxCMEyM
特にオリックスは熱心だった。交渉役を務めた福良淳一GMは近藤が日本ハムに入団した当初のヘッドコーチ。その当時の日本ハムには中嶋聡監督も捕手兼コーチで所属していた。千葉出身で神奈川・横浜高校OBの近藤だが、地元ロッテや同じ関東球団の西武の地縁以上に、オリックスはその人脈ゆえ最も関係性が深かった。
さらにオリックスは、吉田正尚外野手のポスティングシステムによるレッドソックス移籍が決まったことで、その年俸4億円分が浮き、レッドソックスからは21億円超の譲渡金を得ることになった。最終的に一騎打ちとなったソフトバンクとの争いでは優位とみられていたのだが……。
「オリックスは、吉田のレッドソックス移籍決定後に近藤への6年総額30億円の条件面を上積みしたようだ。地縁、人脈がほとんどないソフトバンクを選んだということは、オリックスを上回る破格の金銭面しか理由として考えられない。最初からソフトバンク入りが前提で、我々は金銭面を引き上げるために使われたとの疑念も消えない。最後まで利用されたのがオリックスだったのではないかとみている」(西武球団関係者)
https://news.yahoo.co.jp/articles/ff7786aa04064b037ba22474a36830de27441a35
「選手同士は相手の年俸が頭の中に入っているもの。対決する時によぎることはよくある。今回の近藤のケースでは敵選手に発憤材料を与えた。近藤へのマークを強めるようフロントが指示する球団もあるだろうが、それがなくても現場で対近藤に向けての士気は高まると思う。バッテリーが内角の際どいところを容赦なく攻めてくる可能性も十分にある」(元NPB球団監督)
しかし、そこは交渉術と相通じる、したたかさで知られる近藤のことである。この元監督は開幕前から得意の「寝技」を仕掛けてくると予測する。
「オリックスの福良GM、中嶋監督に対してはもちろんだが(試合前練習で談笑するなど親密さが知られている)、西武相手の最初のゲーム前の練習などでは松井(稼頭央)監督らを懐柔してくるのではないか。横浜高校の関係者に聞くと、近藤は年下で自分より実績が低い選手には、かなり当たりが強いそうだが、自分より実績がある選手や年長者らにはすり寄ってきて可愛いところを見せてくる」
近藤がこのほど日本代表入りした、3月開催のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に関連する行事も、「銭ゲバ」のイメージを払拭するためのロビー活動の場となり得る。
「2月には宮崎で代表合宿が始まる。(争奪戦に参加したロッテの)吉井(理人)監督も日本代表の投手コーチで、各球団の選手や関係者が集まるだけに、出回っているであろう自らの悪評を消すにはいい機会。近藤は、そのために以前からWBCへの出場を熱望していたのではないかとさえ思える。本来なら新天地(ソフトバンク)での初めてのキャンプで自らの調整に専念したいはずだから」(同)
果たして近藤の対抗策は奏功するのか。まずは開幕後のパ4球団のバッテリーの近藤に対する配球が注目される。