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東大を卒業しても「仕事がまったくできない人」の意外すぎる共通 … – Yahoo!ニュース 東大を卒業しても「仕事がまったくできない人」の意外すぎる共通 … Yahoo!ニュース (出典:Yahoo!ニュース) |
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合格すれば、前途洋々の明るい未来が待っている—。
東大受験生たちは、かたく信じて今日も勉学に励んでいる。だが、そんな時代はとっくに終わった。東大卒を取り巻く社会環境は激変しているのだ。
⬛「マーチ」に負ける
日本中の成績優秀な受験生たちが目指す国立大学の最高峰。それは言うまでもなく東京大学だ。
合格できるのは一学年でたった3000人ほど。狭き門をくぐり抜けただけあって、将来は引く手あまたの天才たちがひしめきあう—。
東大生に対して、こうしたイメージを抱いているとしたら、それはいまや幻想に過ぎない。
「もちろん本当に優秀な東大生の能力は青天井です。彼ら彼女らは大抵のことを普通の人の半分以下の時間で済ませられる。でも、その割合は、一学年にせいぜい1割ほど。
残りは真面目な秀才か、あるいは受験勉強の要領に恵まれた『普通の人』に過ぎません。同じ大学のなかで、これほど『格差』が大きいところは他にないでしょう」
こう語るのは、『東大なんか入らなきゃよかった』(飛鳥新社)の著者で書籍ライターの池田渓氏だ。
自身も東大農学部を卒業、同大学院を修了した池田氏は、数多くの東大卒業生を取材してきた。
その過程で池田氏が目にしたのは、一般企業に就職するも、他大卒の上司や同僚と馴染めず、苦しむ彼らの姿だった。
「営業成績が張り出されて、みんなの前で上司に
『短大卒のアイツがあれだけの数字をあげているのに、天下の東大を出ているお前の数字はなんでパッとしないの?やる気が足りないのかな』
なんて詰められると、プライドはズタズタだよね。いまでも思い出すだけで死にたくなる」
これは、池田氏の友人・加瀬良介さん(仮名・30代後半)がこぼした愚痴だ。
加瀬さんは東大法学部を卒業後、メガバンクに就職。配属された支店で言い渡された業務は、中小企業や個人向けの営業だった。
会社の社長や資産家の自宅を一軒ずつ訪問し、保険や投資信託の購入を打診する。客の機嫌を窺い、断られても粘り強く訪問を続ける。
学生時代の大半を机に向かって勉強することに費やしてきた加瀬さんにとって、それは想像を絶する「苦行」だったという。
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