阪神・湯浅京己、一発屋にならん！元日からブルペン入り　ＷＢＣ世界一＆「アレ」でセ界一へ、スピード仕上げ

一発屋にならん！　阪神・湯浅京己投手（２３）が８日、年明け初めて甲子園を訪れ、室内で自主トレを行った。昨季は４５ホールドポイントで最優秀中継ぎ投手に輝くなど、プロ４年目に大ブレーク。３月のワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）の日本代表に内定するなど、今季は虎の守護神としてさらなる飛躍が期待される年男は、「１年だけじゃ何の意味もない」と活躍継続を誓った。

わずか１年で環境は激変した。今オフは表彰式やイベント出演などに大忙しだったが、それも過去の話。心も体も野球モードへとスイッチを切り替えた湯浅が、今年初めて甲子園に姿をみせた。

「やっぱり１年だけじゃ、本当に何の意味もない。今年とか来年とか勝負になってくると思います」

昨季は主にセットアッパーとして５９試合に登板し、２勝３敗、４３ホールド、防御率１・０９と大ブレーク。４年目で初めて１軍に定着し、４５ホールドポイントで最優秀中継ぎ投手に輝いたが、活躍を１年だけで終わらせるわけにはいかない。

「去年一年で自分の中でも成長できたっていう実感ありますが、もっともっと成長できるように今トレーニングとか、いろいろやっている」