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「オシャカラー」もあるのに? なぜ新車の人気色は「白」「黒」に集中する!? その理由とは しかし実際に新車で数多く買われるのは、定番の「白」「黒」が中心。こうしたギャップが生じる理由について探ります。 クルマを購入する際、「何色を選ぶか」ということは、… (出典:くるまのニュース) |
国内の組織である自動車検査登録情報協会が発表した、2021年3月末時点でのデータを見てみても、軽自動車を除く乗用車(対象: 3918万1501台)のカラー別保有台数は、白が48%、灰色(シルバーを含む)が18%、黒が16%という割合でした。
なぜ新車の人気色は「白」「黒」に集中する!?
その理由とはまず白から見てみると、白いクルマには清潔感もあり、春夏秋冬、海・山、冠婚葬祭などすべての季節・場所・イベントになじむことができます。
また、特に色にこだわりがない場合や、周囲が皆白いクルマだから白にした、という理由もあるでしょう。
つまり白は「無難な色」であるということです。
2位の黒も、「場を選ばす、無難かつリセールが良い」という理由はほぼ同様なのですが、クルマがスタイリッシュに見え、映り込みによって造形もわかりやすくなり、高級感や重厚感もアップする印象があるため、白よりは積極的な意思で選択されていると思われます。
参考までに、2022年7月から発売を開始した日産の新型「エクストレイル」では、発売後2週間の時点で白(ブリリアントホワイトパール):29%、黒(ダイヤモンドブラック):21%、白黒2トーン(ブリリアントホワイトパール/スーパーブラック2トーン):14%というデータが出ています。