巨人の「投手王国化」が本格化しそうな理由

巨人の「投手王国化」が本格化しそうな理由

巨人の「投手王国化」が本格化しそうな理由

IMG_7666

巨人の「投手王国化」が本格化しそうな理由 今季は若手の“ブレイク続出”に期待も〈dot.〉

 原辰徳監督も「2年後くらいには投手王国ができる」(スポーツ報知YouTubeチャンネル『報知プロ野球チャンネル』)と発言。まだまだ未知数の部分も多いが、Bクラスに終わったチームの巻き返しのためにも投手力の強化は必須だろう。

「巨人が強い時代は投手力が優れている。試合に出続ける野手に光が当たりがちだが、過去を振り返っても(勝っている時は)強力な先発、ブルペン陣を抱えていた。各投手が最小失点に抑えれば勝率は高くなる。原監督も手応えを感じているからの発言でしょう」(巨人担当記者)

 昨年チームは低迷したが、先発、リリーフともに“核”となる投手が現れたのは好材料だ。

「今は先発投手陣が過渡期を迎えている。菅野智之が絶対的な投球をできなくなったが、戸郷翔征(22歳)が出てきた。実力的には問題ないので、経験を重ね凄みを増せばエースになるでしょう。大勢(23歳)が抑えにいるのも大きい。巨人入団前は先発起用も予想されたが、抑えの適性を見抜いた首脳陣のファインプレー。プロ1年目からフル回転したので故障だけが心配。オフの期間にしっかりケアをして欲しい」(在京球団編成担当)

 彼らに続き、今シーズン以降に本格的にブレイクしそうな投手も多いが、特に期待できるのは昨年に“兆し”を見せた2人だ。

「赤星優志(23歳)、山崎伊織(24歳)に期待している。ともに制球力に優れていて大崩れしないのが良い。まずは戸郷を含めた強固な3本柱を作りたいところ。そこに他の20代の投手が切磋琢磨して追い付いて欲しい」(巨人関係者)

~~

「堀田賢慎(21歳)、直江大輔(22歳)、左腕の井上温大(21歳)は昨シーズンにプロ初勝利を挙げた。戸田懐生(22歳)、太田龍(24歳)、ドラフト2位入団の山田龍聖(22歳)なども魅力がある。身体の使い方やコンディショニングは桑田真澄ファーム総監督、技術やメンタルなど実戦的指導は阿波野、久保両コーチが指導する。20代の若い投手には良いコーチが揃った」(在京球団編成担当)

 また、育成契約となった投手も虎視眈々と一軍での活躍を狙っている。チーム内に激しい競争が生まれることも良い兆候だ。

「育成契約になった選手でも活躍が期待される投手が多い。2021年に11勝を挙げた左の高橋優貴(25歳)、2020年ドラフト1位の平内龍太(24歳)はともに肘のクリーニング手術を受けたが春先には投げられそう。大阪桐蔭高の甲子園春夏連覇に貢献した左腕の横川凱もいる。3人は今シーズン中の支配下登録もありうる」(巨人担当記者)

https://news.yahoo.co.jp/articles/349223481262b3625ce7b463a45782e9ede1c98a?page=1

続きを読む

続きを見る

スポーツカテゴリの最新記事