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アーセナル、上位対決で勝ちきれず…今季初の無得点でニューカッスルとドロー。冨安健洋は途中出場
スコアレスドローに(C)Getty Images
プレミアリーグは3日に第19節が行われ、アーセナルはニューカッスルと対戦した。
前節はブライトンに4-2と勝利し、2位マンチェスター・シティとの差を「7」に広げることに成功したアーセナル。リーグ制覇を夢見る2023年初戦では、3位と絶好調ニューカッスルを本拠地エミレーツ・スタジアムに迎えた。サカやマルティネッリ、ジャカなど現状のベストメンバーを起用。冨安健洋はベンチスタートとなった。一方のニューカッスルでは、好調アルミロンやトリッピアー、古巣対戦となるウィロックがスタメンに名を連ねている。
大歓声を浴びるアーセナルは、序盤からサカやジャカらを中心に攻勢。相手ボックス内での積極的な仕掛けでチャンスを作る。一方のニューカッスルも右サイドのトリッピアーを起点に攻撃を組み立て、両者前に出る激しい展開に。20分過ぎ以降もシュートシーンは少ないものの、中盤での激しい攻防が続く。アーセナルはサカやウーデゴールがチャンスを作るが、決定機までは作れず。ニューカッスルも終盤は押し込んだが、ゴールまでは奪えなかった。白熱の好ゲームは前半をスコアレスで折り返す。
後半序盤も両者緩めることなく前に出て、5分以内にそれぞれ敵陣ボックス内でチャンスを作る。60分過ぎからはアーセナルがボール保持から押し込んで行くが、ニューカッスルの堅守を前にシュートまで持ち込めない。すると75分、ホワイトに代えて冨安を投入。日本代表DFは2試合連続の途中出場となった。
決め手に欠くアーセナルは、80分にCKからマルティネッリが頭で合わせたものの、枠の外へ。84分の波状攻撃や87分のエンケティアの決定機も、ニューカッスルの体を張った守備に阻まれた。結局両チームとも最後までゴールを奪えず、スコアレスドローに終わっている。
この結果、アーセナルはリーグ戦で初めてノーゴールに終わり、連勝が「5」でストップ。1ポイントの獲得にとどまり、勝ち点は44となった。一方のニューカッスルは2試合連続のスコアレスドローとなり、勝ち点は35となっている。