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【阪神】平田ヘッド「(星野さんは)そのときから『将来は2軍も』と言っていた。先見のというか、沖縄キャンプに行くたびに思い出される」
中日、阪神、楽天で監督を務めた星野仙一さん(享年70)が亡くなってから4日で5年。明大の後輩で2002年から2年間、監督付広報を務めた阪神・平田勝男ヘッドコーチ(63)が3日、取材に応じた。平田ヘッドにとって、18年ぶりのアレ(優勝)を目指す岡田彰布監督(65)をサポートするのが任務。命日を前に気持ちを新たにし、「(星野さんが)天国から『岡田をしっかり支えてやれよ』と言っているだろうね」と明かした。
2018年1月4日、星野さん逝去の悲報に球界が揺れた。あれから5年。星野さんが阪神を18年ぶりのリーグ制覇に導いた03年、歓喜の輪の中にいた平田ヘッドコーチは、しんみりと語った。
「もう5年か。早いな。毎年、新年を迎えると思い出すけど、来月からは春季キャンプが始まる。星野さんは、俺のことはええから『岡田をしっかり支えてやれよ』と言っているだろうね」
星野さんは中日監督を退任した直後の2002年、野村監督の後任として阪神監督に就任。01年まで阪神で内野守備走塁コーチを務めていた平田ヘッドは、明大の先輩でもある星野さんと親しい間柄だったことから、監督付広報に指名された。
監督のサポートだけでなくマスコミ、後援会関係者らとのパイプ役を務めるなどマネジャー的な存在として、星野さんから厚い信頼を受けた。戦術や人心掌握術、人への気配りなど、星野さんから学んだことは山ほどある。03年限りで星野さんが勇退してからも慕い続けた。元日は、ハワイに滞在している星野さんに新年のあいさつの電話を入れるのが恒例だった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8d926ebc64f69a809ebf60c7370108b5743e7257