第99回箱根駅伝 早稲田大は総合6位 「泥臭く」2年ぶりにシード復帰

第99回箱根駅伝 早稲田大は総合6位 「泥臭く」2年ぶりにシード復帰

第99回箱根駅伝 早稲田大は総合6位 「泥臭く」2年ぶりにシード復帰

1: 名無しさん@恐縮です 2023/01/04(水) 07:56:37.50 ID:SHa0+bHf9
毎日新聞最終更新 1/4 02:33
https://mainichi.jp/articles/20230103/k00/00m/050/096000c

 第99回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)は3日、神奈川・箱根町―東京・大手町の復路5区間109・6キロで行われ、早稲田大は総合6位で2年ぶりにシードを獲得した。

 かつてのスター選手のもと、えんじ色の集団が復権への足がかりをつかんだ。

 往路5位からスタートした復路。山下りの6区で北村光選手が区間上位の好走を見せ、チームは3位に浮上した。7区を走った主将の鈴木創士選手(4年)ら後続の選手も粘りを見せた。

 箱根歴代2位の総合優勝13回の名門も、近年は栄光から2011年大会以来遠ざかっているだけでなく、入賞圏内を行ったり来たり。前回は13位に沈んでシード権を手放した。切り札として22年6月、OBの花田勝彦駅伝監督(51)が就任した。

 大学時代は1993年の箱根駅伝総合優勝に貢献し、トラック長距離種目で96年アトランタ、00年シドニー両オリンピックに出場。指導者としては上武大監督としてチームを09年箱根駅伝初出場に導き、22年3月まで実業団GMOインターネットグループを率いた。しばらくは骨を休めようと思っていた矢先、大学の先輩で恩師でもある瀬古利彦さん(現日本陸連副会長)に「母校を見に行かないか」と誘われた。

 練習グラウンドを訪ねると、「故郷に来たような感覚になった。50歳を過ぎて、残り(の人生)は恩返しをしなければと思った」。当初はボランティアでの指導を思い描いていたが、母校が用意したのは監督のポスト。腹をくくった。

 「(大学時代に)瀬古さんに教わったのが、マラソン転向を見据えたトレーニング」という自身の経験から、将来に向けた体作りを重視した。その一環が、22年夏合宿での厚底シューズの「使用自粛」だった。

 「成長段階の学生は『地脚』を鍛えるべきだ。社会人でも続けるのであれば、競技に専念できる時間が増えるから」

 意図をいち早くくみ取ったのが、主将の鈴木選手だ。結果ばかり追い求めていた自らを省み、「花田監督の話を聞いて、『泥臭くやっていこう』という意識に変わった」と振り返る。

 質実剛健の校風に立ち返り、次回はさらなる反転攻勢をかける。



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